2005/4/2

変温動物ドライバー  てきと〜

 おいらはバンコクでの車の運転、たぶんできんと思うよ。
ていうか、したくないぞ。
きたことのある人はわかるけど、まあ、荒いのなんのって。
野生の車、ってなもんだね。
切捨て御免、ってなもんだよ。

タクシーに至ってはもう、半端じゃない。
リュックベンソンはあれだ、きっとバンコク育ちだ。

今日のおじいさんタクシードライバーもいかしてた。
見るからにおじいさん。
見かけはへにょれたヨーダ。
車から降りれば杖でもついていそうな、そんな感じ。
ラジオの音もやたらでかい。耳、とおいんかいな、てな感じ。
が、しかし。
一旦走り出せばそんじょそこらのヤン車がマフラーはずして土下座するような運転?いやいや、転がしっぷりなのだ。
前を阻む若者のバイクがおろうものなら、クラクションの嵐。
追い抜きざまに寄せる寄せる。
後ろを振り返ってなにやらタイ語でひとこと、だ。(ファ○ュー!か?)

いったい何者なのだろう?
見かけはこんなでもやっぱ、昔、ムエタイの王者だったんだろうか?
バイクの若者が逆上して追いかけてきても、ガラス越しにじいさんの横顔を見るや否や、「やや、伝説のスッパ・キットさんだ!引退後、えびの養殖を経て、タクシーの運転手になったとは聞いていたけれど本当だったんだ。くわばらくわばら。」と引き返すのだろうか?
それともいざとなったら
@玉を出す!のか?
A死んだふり、かも。
Bお客のせい、かよ。
Cただうたれづよい、だけ?
D人間ポンプ。(?)
E何も考えてない、だな。

その後もこのじいさん、信号待ちでねてしまうわ、いきなりバナナ食うわ、身を乗り出してラジヲに聞き入るわの傍若無人ぶりを遺憾なく発揮しつつも、見事、目的地に到着したよ。

こんなガビアル科のワニみたいなじいさんがいる限り、あらためて、おいらは絶対、バンコクでハンドルは握らないと、硬く硬くガルーダに向かって誓いをたてたのだった。


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