2005/6/10

ベトナム製(^^ゞZIPPO  

一個、500円である。

いわゆる「ベトナムZIPPO」だ。
10年位前がピークで随分流行ったものだ。

ベトナム戦争時代、アメリカ兵が現地で使用したZIPPOにはスヌーピーやミッキーなどのキャラクターとか所属部隊とかメッセージを掘り込んだものがある。
自分で彫ったり現地の業者が彫ったりしたもので、まあ、その当時のアメリカ兵がZIPPOを自分なりにお洒落にする、過酷な戦地でのちょっとした遊び心、だった、らしい。

戦地での使用ということで、当然、ZIPPO自体はよれよれの使用感があり、壊れたパーツは自分で修理したものも多く、まあ、そこが味、ってわけでピーク時には何万円も値段がついていてもそこそこ売れたものだ。

先日、万博のベトナム館でその類のライターが並んでいた。
一個500円。
ばらばらっと机の上にほかのお土産、民芸品と混じって、20個ぐらい。
勿論、本物ではない。
本物ではないけれど、よく出来たフェイクだ。
ケースは真鍮でメッキはなく汚してある。
図柄も人気のキャラクターものが多く、機械の手彫りで手間隙かけてあるし。
ZIPPOの刻印もある。
インサイドユニットにも刻印あり。
年代は66年とか69年とかそのあたりの4年くらいがちゃあんと刻印されている。
まあ、よおく見ればフェイクと分かる。
ただ最近のベトナムZIPPOのフェイクは昔のフェイクに比べ断然出来がよく、酔っ払っていたら見分けがつかない、と言われている(笑)。

まあ、おいらは、ベトナム(製)ZIPPOはベトナムのお土産、民芸品と考えればよいのでは、って思う。
なんとなくZIPPO社も、こと、ベトナムに関してはそこそこ大目に見ているようでならないし(ただの主観ね)そこはそれ、おいらはそんで好いと思う。
ZIPPOの愛好家には「いや、絶対にいかん!フェイクはいかん!」と声高々に訴える御仁も多いので、好いと思う、というのは個人的な見解ということで勘弁してほしいのだが。
ベトナムで買うとなると「本物」として観光客にふっかけた値段で売る露天商も多いらしく、そのあたりはどうかと思うのだが、今時、いかにベトナムとはいえ本物がゴロゴロしているわけがない。ブランド物しかりで、疑ってかかるしかなかろ。
さらに、よおおく見れば絶対にフェイクとわかるので現地でご購入の際は事前調査を忘れずにしておこう。

その点、さすが万博!(笑)
本物ともニセモノとも表示はないけれど、けれども一個500円!
こりわ極めて良心的な販売価格といえましょおお。
断じてフェイクのあり方を推奨するわけではないのだけれども、ベトナムZIPPOがベトナム製ZIPPOとして民芸品に混じって万博で500円で売られている、この事は、2005年の今、あの忌まわしい戦争から並々ならぬパワーで復興したベトナムを目の当たりに感じるわけで、おいらなりに、ちょっとほっとしたのであった。

(ん?仕入れ?3倍で売る?だ、だ、だれが・・・)




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