2005/2/4

梅干の怪  めちゃおこれて

 
 梅干である。
たかだか梅干でこんなことになろうとは。

先日、スーパーで梅干を買う。
スーパーで、というのは正しくない。正確にはスーパーのテナントの漬物やさんで梅干を買う、だ。

元来、おいらは梅干をまともに買ったことはない。
親戚のおばあちゃんとかが漬る梅干が梅干というもので、だいたい家にとんでもない量で常備されている。
今回だって決して最初から買おうなどと思ったわけでは断じてない。

たまたまレジの横に漬物やさんがあって、レジが混んでて、そこにうずたかく梅干が積んであって、ぼ〜とみてただけだ。

しかしてその値札に眼が釘付けになる。
高いのだ。
お値段が。
そおいえばお高い梅干ってえのは一個で売ってたりして随分なものだと聞いたことがある。
そこまでの値段ではないにしろ1パック何千円の値札はそれなりに興味をそそる。

何が違うのだ?
どんな基準で?
お味はどんな?

ああ。
こうなるともうだめなのである。
どきどきどき、しだす。
知りたい。
おいらの知らない梅干の世界を覗きたい!

レジを終え、一目散に漬物やさんのオヤジを確保。
矢のような質問攻めだ。

オヤジは最初あからさまに迷惑そうな様子であったのだが我々の(奥さんも一緒におったでね)あまりにも熱意のこもった質問に買う気満々とみたか、次第に態度を軟化、やがてちょっとした梅干初級講座となる。
実際おいらは知らんこととなると真剣に聞くでね。
特に、食いもんだでね。
んで、産地のこと、梅の品質、塩加減、時期、工程などなど、それなりに分かりやすく教えてくれた。
となるとあとは『お味』。あじだよお。

残念なことに梅干たちはみな、見事にパックされており「どれ、こいつを味見させてもらえん?」などとはさすが試食の免許皆伝、卍解をこなすおいらでも言えんかったね。

そこでオヤジのいち押し商品『簡易パックお得セット』400グラム¥2,600!!を買う。
プラスティックパックにさらっと22〜3個。一個当たり100円はする。
う〜ん、高いんではないか?
周りにはそれより安いのもあれば割高のものもある。
オヤジ曰く、産地直送で梅の品質は最上、さらにはブランド品である、とりあえずパックが簡易なのでお得ですぞ、と、のたまう。
一過性の興味本位での知ったか知識ではそれが何と比較してそうなのかはさっぱりだ。
唯一の比較対照は親戚のおばあの梅干との比較。
が、ただでもらってるので比較もくそもない。
こうしておとなになってゆくのだなあ、と梅干をかかえつつ家路へ。

さて、お味だ。
何の変哲もない、と言ってしまえばそれまでだが、実際、梅干ってこおいうものだよな、ってお味。
まじいわけではないのだが別段、格別というわけでもない。
考えてみれば梅干の味を追求した事もなければそれこそ味にうるさいおいらでは毛頭、ない。
まあこんなもんだわなあ、と、とりあえずお茶づけだの、梅干ごはんだのにして食す。

とまあ、こんな感じで、いつものおいらの食い意地物語でおしまい、のはずだった。
があ、しかしい!!

事態は急変してゆくのでアル。

続きはねぶいのであしたなのだ。

 (写真はいうまでもなく梅干事件にはなんの関係もありません、ココちゃんのお姿です。)

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