2004/4/19

ご心配していただいた皆様に、感謝!!  やった!




頭の中をブラザーサン・シスタームーンのテーマソングがかけまわる。
目の前で微笑むおばあさんは背にある薄らとした羽根でゆっくりと周囲の空気を煽る。
その空気の流れに触れる心地よさといったら、ここが天国よ、と言われれば、何の疑いもなく頭にわっかがあることを確信した、程、だ。



めがねが出てきたのだ!
天使のおばあさんはフリーマーケット会場のオフィスにいた。

ひょっとしてと、朝一でオフィスに寄ってみることに。
アウトドアー、でかいフェアグランドでのフリーマーケット。
そんな中で、どこに落としたかさえわからないしょぼいケースに入っためがねが、落し物として届けられている可能性は極めて低い、はずだった。

昨日の初日は朝、6時から業者入場料金を支払って一般より早めに入場した。
おいらは暗がりだと極端に視力が落ちるのと、運転用(アメリカは道路のすべてに名前がついていて住所もそれに準じている場合がほとんどだ。よって、運転中、次は何て名の道路かをいち早く見つけなくてはいけない。)で、『めちゃ見えめがね』。と『普通めがね』を持っている。
ただし、『めちゃ見え』はそれ以外には使えない。これで飯など食おうものならクラクラで酒も飲まずに酔っ払う。パソコンも使えない。10分で吐き気がくる。

とにかく、出だしから躓いていた。
フリーマーケット用のバックパックをホテルに忘れてきてしまい、いつもはジッパー付きポケットのウインドブレーカーも昨日に限ってなぜか、ポケットにジッパーのないものを着てきてしまった。
朝はまだまだ薄暗く、着用しためがねは『めちゃ見え』。
バックパックに入れるはずの『普通』は、とりあえず不用心にウインドブレーカーのポケットへ。

2個とも海外用に予備はある。
が、これまた今回『普通』の予備を会社に忘れてきてしまい、もって来てなかった、というお粗末の連続技。おそまつくんとよんでくれ。

ふりーまーけっと初日、さらに朝一は、バイヤーにとって、最も重要な時間である。
人よりも早く、確実に、見る、買う、積む。飛んで、走って、寝転んで。
とりあえずぽっけに入れておいた『普通』の事などどこえやら。
開始から2時間、一般客も入り始め、目も慣れ、さすが、『めちゃ見え』では対応できなくなった。
ここで、めがねチェンジ・・だが、ない。
ない。ない。ない。ない。
黒いケースが、ない!

といった、次第で、とにもかくにも、まず、商品を買わねばならないバイヤーの宿命。
『めちゃ見え』をはずす、つける、はずす、つける。
どっかのブースで100ドルついたおいらの『普通』がアンティークの横に並んでても、値切らず買ってやる!
が、夕方前には頭痛と眼痛がピークとなり、気力も尽きた。   
その後は今朝のダイアリーの如く、晩御飯のあと、朝までへたり寝、という最悪の結果。

で、
今朝。
冒頭のオフィスへ諦めをつけるために、出かけてみた。わけです。

おばあさん、最初から羽根が生えてたわけではない。
『きのう、めがね、これじゃなくて、もういっこ、くろい、けーす、はいってる、無くした。』

おばあさんは表情を変えずカウンターの下に手を動かす。
何か書かされるのかなあ、めんどくせ〜ぜ。
と、
おばあさん、フォームではなく、黒いケースをカウンターに、とん!『びっぐでぃ〜る』と、にこり。

じゅるじゅるじゅる〜〜。
羽根だ!羽根がみえるて!!

おいらときたら、えんじぇるばあさんの手を握りしめずにはいられなかったよお。
感動、って久々だよ!

あめりかじん、いいひとばっか。
人間、まだまだすてたもんじゃねえなあ、と、きょうは値切りをやわらかくしてみたのだった。

(写真に『普通めがね』といっしょにいる喜びの人形ヘッドについては明日、また!)

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