2004/12/6


12月5日(日曜)

久々の休み。
買いたい物、行ってみたい所がそれなりにあったので、お昼から自転車で出かける。

子供の頃住んでいた場所は自転車で10分程。
そのあたりで前から気になっていた一画がある。
そこから責めることに。

中学生の時の通学路で大通りから細い路地を抜けると奥まった所に市場があった場所。
その入り口の軒下に出店のような本屋さんがあっておいらが中学生より更に昔、回覧本をやっていた。
回覧本っていうのは、おいらが当時勝手につけた名称で、まあ、早い話が新品漫画雑誌の貸本だ。
今では考えられないけど、昔は月刊の漫画雑誌(例えば「少年」例えば「少年クラブ」例えば「ぼくら」例えば「冒険王」例えば「日の丸」)に薄いセロファン紙でカバーを付け、安価で回覧してくれる本屋さんがあったのだ。さらに驚くことには配達、回収までしていた。
月刊誌には紙の組み立て玩具などの付録が付いていて、それを時々、サービスでくれたりもした。
おそらく回覧読者に順番で配っていたのだろう。
でも、忘れた頃に付いてくる付録はとても嬉しかった。
回覧の順番もあった。
発行されてすぐ配達してくれる月、おしまいのほうになる月、いろいろだった。回覧読者全体を考慮した実に納得出来る、よく出来たシステムだったわけだ。
当時、月刊漫画雑誌は唯一、床屋さんで限られた本を読むぐらいだったので、いろいろあれもこれも読みたいクソボウズにはもってこいのシステムでもあったのだ。

おそらくはそんなに儲かる商いではなかったろうけど、漫画月刊誌を買ってもらえるような裕福な家庭が本当に稀な時代、福祉とかボランティアなどとは違う意味での、活きのいい生活密着助け合い精神が人々の暮らしの中にはあり、たとえ商いであるといえど、それは、同じようにあったんだなあ、と、目頭が熱くなる。

なんだか前置きがすっげえ長くなってしまったのだが、ほんの出だしなんです、まだ。

さて、その本屋さん、中学生の時にはもう無くなっていた。
市場自体はまだ暫くあったようだがいつの間にか月日は流れ、そのあたりの景観もすっかり変わり、大通りを車で通る事はあってもさして用事の無いその一画を歩くようなことは、まったく無くなってしまった。

んがぁ〜〜

最近、やけにその本屋さんのことが思い浮ぶ。
正確には本屋さんのことだけではないのだが、そのあたりの途切れがちな記憶がよく思い浮ぶ。
歳をとった、ということだろう。
誰もがそうかどうかは判らないけど、自分はそうだなと、確信できる。
理由があるから。
その理由はまあ、気にしないで。(笑)

そんなんでここのところその一画を通るたびに注意深く観察していた。
前記したけど大通りから眺める景観はすっかり変わっている。
角の怖いおばさんのいた八百屋も商売気のなさそうだった文具屋もそのとなりの東映まげもの映画館も厚化粧のねえちゃんがいた化粧品屋も、何もかも、無い。あたりまえだけどね。
しかして、ついに、先月、見つけてしまったのだ!
よくよく眼を凝らして見れば、ぬわんとっ!あの市場に通じる路地がまだあるではないか!
先に続く奥まったところはどうなってるのか車からは判らない。
こりゃ、いかん!
どうなってるんだ?奥は?

はいっ!
あ〜ながっ!

もう一回書きますがここまではほんの出だし。
だって、家を出て10分程のその場所にまだ着いていない。
今日は12時間、お出かけしていた。
久々の本格外出に書きたいことは山盛り。

こりゃ先が思いやられますね。ぷぷ

つづく  (えええっ〜〜〜〜〜!)


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