2004/12/4

脚立貿易  おいらのなかみ

脚立である。
中古の。
物によっては中古と言うより『ボロ』である。
運良く、てっぺんまで登りきると、とても心臓に悪い。

これをパレットに括り付けシュリンク梱包して日本に輸出する。

積み込みのトラッカーはいったん落ちこぼれた眼をあわてて拾いながらの勢いで質問だ。
「これを本当にエキスポートするのか?」
「これは特別な物なのか?」
「これは半分壊れた脚立に見えるのだが?」
答えは上から「イエス」「ノ〜」「イエス」だ。

いつもの事ながら本当に面倒くさい。
ど〜でもええじゃろ〜。んなこと。
脚立に使うかっ!んなもん。
日本の敗戦は60年前だぞ〜。
アメリカ人だってこいつをガーデニングの道具として上手に使ってるやつはいっぱいいるし、むしろそれを日本人が真似てるだけやん。
ただし、真似るだけあってその代償はこんなもんでも随分お高いのだけれど。

なぜなら、こうやってこんなもんを手間暇かけて輸出するだろ〜、ハンドリングチャ〜ジや輸送費がめちゃ、含まれるだろ〜、税金だって国内送料だってかかるだろ〜。
業者のラリー・ジョンソンにだって時給払って運んでもらうだろ〜

 

要は雰囲気だて。
日本にこおいう脚立はなかなか無いでね。
んで、こおいう汚れも。

んで、新品の立派なアルミ製伸び縮み自在の脚立よりこの『ボロ』がお高くて人気あるもんで中古脚立貿易商するんだてえ〜。

と、いちいち説明するのが面倒なので
ふふふ、と笑っておく。

遠くでラリーも笑っている。


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