帰ってきましたよ、やっとこさ。
朝イチで知人のモーニングビール(!)にお付き合いして、その後、ちゃっかり電王やらハヤテやらを観賞してから観に行った西川田の試合は、ホンダの猛攻が爆発。前半だけで3失点の栃木SCは、J2行きへの道を完全に断たれてしまいましたとさ。
しかし、色々と問題点が浮かび上がってきました試合でもありました。
恐らく、今季終了後には、選手の大リストラ(というか入れ替え)が行われるのは、ほぼ必至。リーグ戦34試合の他、天皇杯や全国社会人トーナメントなど、いくら試合数が多いとはいえ、クラブチームで選手40人は、ちょっと多すぎでしょう。仮にJ2に加盟できたとしても、一定数以上プロ契約の選手が居なくてはいけないことも考慮すると、少なくとも来季開幕時は、途中補強の事も考えて30人前後にしておきたいところでしょう。
それらを踏まえての
スイカップモンデタヨ?柱谷体制ってことで良いんですよね。
しかし、あれだけイキナリ、3−6−1から4−4−2(しかも昨年あたりから流行中のMF4人を横に並べるタイプ)にシステムをいじって、これまでの栃木の持ち味が薄れ気味なのは、ちょっと残念といえば残念。リーグ戦の長丁場、そして来季以降を考えれば、多少チームの個性を潰しても――ってことなのでしょうが……。
そこまで急激に変化させて、それなりに実績をあげてきたわけですから、一概には批判は出来ませんし、むしろよくフロントが彼を引っ張ってきたな、という気がします。
あ、それから、試合会場の問題。
今回の西川田は、ちょっとね……。
陸上競技場であることも差っぴいても見づらいわ、屋根は小さいから、思いっきり陽射しを浴びるハメになるわ、しかもこの競技場、フィールドで球技をやるという前提が無く設計されたのか「大時計」が無いんですよ。だから試合時間が分からない(!)、あ、それから、電光掲示板が無いなら、いい加減、ネームプレートくらい自前でこさえるくらいのことはした方が良いと思いますよ。予備知識があるお客さんばかりじゃないんですから。足利の時と同様、試合前のアナウンスを聞き逃したら、誰が出ているのか分からん!
決定的だったのが、試合の時間、前述のように屋根で覆われる部分が非常に狭いから、観衆の大多数が、熱中症との戦いを強いられることになってしまいました。
これが1000人くらいだったら、帽子を配ったりするなどもあったかも知れませんが、いまやJFLでも屈指の集客力を持つクラブ。この日も5500人以上来ていましたから、資金力が無いクラブだとそういうことをするにも一苦労でしょう。
じゃあ、試合時間を動かせば――と思うでしょ、残念ながらナイター設備が無いんですね、これが。ついでにいうと、どうもフィールド、特にライン際がボコボコしていたみたいだし。
当時はどうかは知らないけど、現代の陸上競技場としても失格だろ、ここは?という気がします。こんなんだったら(少なくとも単純にサッカーを見る立場からすれば)、足利の方がナンボかマシ。
栃木グリーンスタジアムの次に安心して使えるスタジアムが無いっていうのも結構痛いな。 来季は足利や栃木市の試合を増やすか、西川田の試合は、春先か10月以降に回すなどしないとマズイんじゃない?

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