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前回予告の
余命嫁をめぐる裏事情についちゃー、いろいろ引用記事なんかあって手間がかかるんで、ちょっと先送り。
つーのも、センカク騒動の余波か某高級料亭に来るちょんごーれんの客が少なくなったらしくて、あんまりハケン仲居のお呼びがかからなくなっちゃったんで、いよいよこないだから
水ショーバイにデビューじゃ〜〜!!。ま、こんな事できるのも最後のチャンスだろうしね。
しかーし、東京にはアルマジロなローカル単線の駅前にあるちょー場末スナックで、JAの職員とか工務店のおっちゃん相手に「シャチョサン、オサワリナシヨー、スケベスケベー」と2時ころまでやってると、翌日はまず使いもんにならんので、前みたいな気合いの入った記事は気長に待っててちょ。
で、ちょうど最凶掲示板に
「(ピンクリボンでは)有名な芸能人や著名人が広告塔になってキャンペーンをしていますが、それは患者にとってみると不都合なのでしょうか?」なんてカキコミもあったことだし、ちょうど去年のピンクリボン月間のシメにしようとしていた記事が、
「みのもんたは隠れみの?」でふっ飛んじゃったんで、さらに今年の注目ネタを加えてコーサツしてみよ〜〜。
乳ガンをメシのタネにしている芸人についちゃー、今や
懐かしのドラ絵門に始まって、
アラーキーをまんまと釣った自称俳人やら、忘却の果てから最後に一花咲けたシンガーやら、現在のピンクリボン3××トリオに至るまで、次から次へと続くんで覚えらんないくらい。
おかげでわれもわれもと
マネしたシロートが、ほとんど落語の「寝床」みたいなイタいリサイタルやっちゃったりして、メディアにいいエサをくれてやってたのは、さんざんこのブログでもご紹介したとーり。
もっちろん、○○のスまで見せてナンボの芸人が自分の病気までメシの種にすんのは、こまどり姉妹のむかしから
綿々と続く正しい伝統だし、個々の患者が闘病の苦しみや死への恐怖をイベントの達成感で乗り越えてモチベーションを揚げようってことまで否定しやしませんよ。
余命嫁だって、仲間うちでやってるだけなら、たとえ周囲の盛り上がりのために本人の病状を犠牲にしようと、こちとらがとやかく言う問題じゃないだろーね。
しかーし、これがメデイアのネタになったり、キャンペーンに利用される段階で、必ず
「社会に対していいことやってる」よーに仕立てるための余計なイイワケやギロンの単純化がついてくる。これが一般視聴者の
ガンに対する偏った見方を誘導して、患者に対してマイナスに働いているのは、くり返し言っているとーり。
たとえばピンクリボンが唱える「早くみつかれば、
きっと治る(去年の朝日の記事)」というイメージが広がることによって、
「見落とされた患者」や「早く見つかっても治らなかった患者」が周囲から「早く見つければ良かったのに…」という
セカンドレイプのような扱いを受けたなんて体験談は耳タコです。
さーらーにだ。こうした乳ガン芸人たちがメディアやキャンペーン団体の意向に
カンタンに迎合しちゃうのはもっちろんだけど、必ずしも
患者が参考になるような身体観や死生観を持っているとは限らないどころか、実に
フハクなセンスをふりまいてる例も少なくないのは、今までの発言をみてもレキゼン。
たとえば3××トリオの一角、
アグネス・チャンのバヤイはこーだ。
「「がん征圧全国大会」が、11日、和歌山市で開かれ、乳ガンの手術を受けて、いまは健康を取り戻している歌手のアグネス・チャンさんが早期に検診を受けてがんを克服することができたと講演し(中略)「タバコも酒もやっていない私がなぜ、どうして・・・と感じて、くやっしかった(ママ)です。」 (後略・NHK和歌山のニュースより)」
「何で私が乳がんなんだろうって。子供も生んだし、乳がんにかかった家族もいないのに。(2009年9月9日付朝日新聞)」
おんや〜〜?、これじゃこうした条件を抱えている女は、乳ガンになっても仕方がないよーに聞こえるじゃーあーりませんか。
ガンになったことを何かの罰のようにとらえることは、患者にとっても家族にとっても、落ち込んじゃならない思考のドツボだけど、周囲にこんなイメージが広がった日にゃー、
レッテル張りから逃げるのは至難の業だと思うんだけどどーよ。
ちなみにこの記事には乳ガン患者から
朝日新聞にしっかり抗議が行ってるけど、それが紙面作りに反映されたとはとても思えないね。
なぜなら同じピンクリボン特集の今年の記事(2010年9月5日付)で、
山田邦子のハンザイ的な発言を平気で乗せているんだから。このへんについちゃー長くなったんで次回でしっかりとケンショーしちゃうからお楽しみにー。今日は怒っているから「うぷぷぷぷ」も「がはははは」もなしだぜい。
ピンクリボン問題がだんだん注目を集めてきたよーで、ランキングもベストテン入り目前!!、
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