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昨日はいよいよ
ピンクリボン事務局の対応が第5段階に突入か?という非常時にまるまる一日空いちゃったけど、何をしてたかつーと・・・ジャーン!予告通りに特攻かけて来ましたよ〜〜ん。東京は原宿でやってる講談社の「グラマラス」の
「チャリティーヌード写真展forピンクリボン」に!。しかも画像付きだッ!

もっちろんふところにはスプレー缶と大型カッター、抗議のビラを潜ませて…なーんてことはゼンゼンありまっせーん。あくまで偵察ですよ偵察。でも実際に目にして頭に血が登ると何をするか分からないんで、ガン友と連れ立って行くことに。
原宿駅で待ち合わせて明治通りの交差点とこまで来ると、おおっとぉぉ!、早くも
派手なピンクのトレーナー来たネエちゃんがビラ配ってるじゃん。やる気だなピンクリボン!と臨戦態勢に入ったら、なーんだぜーんぜん関係ないオッサレなショップの宣伝か。オバハンにはビラくれないでやんの。ちぇーっっっ。
会場は由緒ある同潤会アパートをつぶした跡に建てた表参道ヒルズなんだけど、展覧会の看板も出ていないんでよく分からずに何度も行ったり来たりしてたら、「グラマラス」のポスターが張ってあるあたりのウインドがピンクになっていて、インチキ絵画の販売会場入り口にいるよーなネエちゃんがたむろってる(ただしキャッチはしてない)。どーやらここがそーらしいんだけど、自由に入れるワケじゃなくて、
係の指示に従って順番に数人ずつ入るよーになってますぜ。
いちおー最凶もゲージツ家のハシクレで、数えきれないほどの展覧会に行ってるし自分でも何度も個展を開いてるけど、こんなシステムのヤツはよっぽど中に仕掛けのある現代アートぐらいだぞ。わくわく。
ところがぎっちょん、入ってみれば怖い蟹。
この会場ちょー狭い!。これじゃ
入場制限しないで客を入れたらバーゲンセールの会場並の人口密度じゃね?てなもんで、そこに写真がやすっちい額に入れて飾ってあるだけ。なーんだとガッカリしてすでに戦闘力半減。
しかも数が少ね―!。モデルは10人もいるのにたったの10数点で、一人1枚程度。カンジンの写真の中身についちゃ、メディアを通じて出回ってなかったり、グラマラスに掲載されてないもんもほんの数点あるけど、
ほとんど付録のビニ本と変らない。すでに見飽きた感が漂ってるうえに、キレイに撮ってあるってだけで特にインパクトはありませんねー。どのモデルにもピンヒールを履かせてるってのは「こだわり」なのか?この程度が。これじゃ
「仕事を流してるのー」と言われてもしょうがありませんな。
最凶が脱毛ヌード撮影したときのカメラマンやメークさんやスタイリストは、もっと遊んでくれましたぜ。これで気が抜けてトーソー心がガス欠状態。
んでもって、会場のスミにトートツにこの展覧会について説明したパネルと
ピンクリボンの募金箱がおかれてるんだけど、この展覧会とビンクリボンがどーゆー関係があんのかって、新聞にのってる以上のコトはどこにも書いてないじゃん。
パネルの下についてるコメントも、べっつにタレントのメッセージでもなく、編集部のライターが無理やりこじつけたよーなとってつけた内容だし。
で、中にいたのは10分くらいだけ。だってぐるっとひと通り見たらもーやることないし。しかも会場係のギョーカイずれしたよーな若いニイちゃんの顔には
「こいつらに質問ぶつけてもゼッタイ無理」って書いてあるもんね。
あまりのショボさに、何か会ったらケンカ吹っかけてやろーなんて気はすっかりガス抜きされてしまいましたとさ。それを狙ったとしたらそーと―高等戦術だな。
入場制限も行列つくってまで見に来てるヤツが多いって見せかけるための演出か?。
結局、この展覧会にとっちゃ
ピンクリボンてのはただの話題づくりであるのが見え見え。ひょっとして雑誌と
カメラマンを売るコトだけが目的なんじゃないのって―疑惑がムクムクして来ましたぜ。
気になったのは、会場が狭すぎて中に大勢は入れないせいか、会場係が入り口付近でウロウロしてるんだけど、しきりにケータイで会場の状況をどっかに報告してんだよ。おんや?、
抗議がガンガン行ってるから、患者が押しかけてくるのを警戒してんのかなー?と、思わず邪推しちまったぜ。
とにかく、プロが企画運営してるとしたらとてもアルマジロな仕上がりで、ワタクシの長い展覧会経験の中でも、
ダントツにチープという折り紙付きと申せましょう。ほとんど学園祭の美術部の展示に匹適するよーなシロモノを、バブリーでオッサレな原宿のど真ん中で見られるという貴重な体験に、感動の余韻に浸りながら会場を後にする最凶チームでしたとさ。ちゃんちゃん。
なんだか前宣伝ばっかりで内容の無いよーな突撃レポートですが、
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