このプログを始めてちょうど2か月で、10000人の方においでいただきました。ホントにありがとうございます。
はじめは、既にある自分のHPや掲示板とどう住み分けるか、全く手さぐりだったんだけど、ちょうどピンクリボン問題がおき、あちこちのブロガーの方と意見をやりとりしているうちに、しっかり自覚しましたね。日記の代りぐらいに思っていたのは、とんでもないまちがいだった。トラックバックとコメントのやりとりで、議論を深めたり、何かに働きかけたりできるのは、ブログならではの機能。特にデザイン大賞については、すっかりブログの力を見せつけられてしまいました。
ところでそのピンクリボンの方は、ブログに訪れる人もなく、事務局がひたすら思い出話をしているだけ。ほっかむりしてれば嵐は過ぎていっちゃうとでも思ってんのかは知らないけど、果たして来年は患者の声が反映した形で開催されるのか、早くも危惧する声があちこちで上がってるみたい。
いつも思うんだけど、ブログや掲示板などでも、患者が社会に対してかかえる問題はしょっちゅう話題になってますよね。偏見から来るカミングアウトの問題や下世話な「善意の悪事」に始まって、就職差別、ピンクリボンのように患者を置き去りにしたキャンペーンといった大きな問題まで。そうした声は何で社会に反映されないのか。そりゃやっぱり存在感が小さいんだろーね。
んで考えたんだけど、乳ガン患者をめぐる社会に問題意識を持っているブロガーたちで、同盟を組んではどうでしょう。そーゆーこと考えてる患者がここに大勢いるぞとアピールし、議論の場があると認識されることで、多少は患者の声を届けやすくなるとも思うんだけど。いってみれば、easyさんのやった意見ブログ
http://easylala.exblog.jp/3570537の常設版。これならピンクリボンの事務局も「どうせ来年までには、みんな忘れちゃうだろ」と呑気にかまえていられないだろーしね。うぷぷぷぷ。
誤解のないように言っておくけど、このブロガー同盟は、組織化をめざす集まりじゃなくて、ゆるやかに連帯した個人個人のレベルでありたいです。「そんな集まりに何の力がある」という意見もあるだろうけど、じゃあ既成の大組織が、乳ガン患者の声を社会に反映させているかといえば、これまた疑問。なかには、大きな力にすっかり取り込まれてるみたいに見えるとこもあるし。それより、何か問題があった時に議論を盛り上げることの方が、ブログの力が生かせるんじゃないかな。声の大きさよりは存在感。意見を統一した「熱狂する人々」による圧力団体ではなくて、異なった意見でも立ち止まって議論を深めることが出来る場。今必要なのはそれだと思う。
それにそもそも、ブロガーの多くは「乳ガン患者」としてだけで毎日をくらしてる訳じゃないし、そんなことばかり考えてるのもしんどいから、このくらいゆるい方が続けられるじゃん。
で、具体的にはどう活動するかといえば、呼びかけに賛同したブログが「うちはブロガー同盟の一員です」とアピールすること以外は、まだあんまり考えていません。ただ、おなじ同盟のブログの発言はちょっと気にかけて、コメントやトラックバックで議論には参加してもらうとありがたいですね。
呼びかけ人のとしてとりあえずできるのは、アピールのための共通バナーを提供することと、リンクブログを作ること、それにあちこちに存在を誇示することくらいかな。賛同いただければ、上にあげたバナーをお持ち帰りできるようにします。これは別にピンクリボンへの皮肉じゃありませんよ〜。
「のまねこ」でも話題になった「インスパイヤ」ってヤツですな。ガハハハハ。「乳ガンと社会を考える」っていうのがカタいようなら、よいアイデアを募集します。バナーやフラッシュ作ってくれるのも大歓迎!。
そのうちまとめサイトみたいなのを作ったほうがいいんだろうけど、あくまで無理はせず、でも言いたいことはしっかりアピール。こんなスタンスをとりたいんですが。
今のところほんの思いつきなんで、ぜひぜひご意見を頂きたいです。ただし「今度はブロガー同盟かよ、ホントひま人」とかじゃない建設的なヤツね。
ランキングが上なら、この提案もそれだけ多くの人の目にとまります。
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