将棋世界は3月号しか買わないのですが、(詰将棋サロン年間優秀作品選考会が載っているから)今月の優秀作の谷向奇龍氏作について一言。この作品が優秀作というのも不思議(というか入選自体もどうなの?)ですが、この形は残っていないと考えるのが普通だと思う。案の定同一作があった。パラ1991年3月号 詰棋入門詰みま専科 仁野洋介 氏作
入選コーナーですらありません。しかもその解説に「一つの発見だが過去に同一作はないか?」と書かれてあるのにはウケました。(T−BASEではこの1作ですが、週刊誌とかに既にありそう)23年も前ですらこの形は残っていないと思われていたということです。将棋世界は最近類似作が多く、猛省が迫られていたと思うのですが、こういう同一作がありそうな条件作位は同一作が無いか調べるのが良心というものではないのでしょうか?今詰将棋が発表出来るスペースはとても限られている。この1作のために1作が没になるということを重く受け止めて欲しいものです。
前後しましたが、芹田さんの最優秀作受賞、誠におめでとうございます。ネタ切れと言いつつも作品が出てくるところは本当に凄くて、尊敬に値しますね。今後も期待しています。

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