第二部も終了し、いよいよ待ちに待った懇親会です。
先ず服部さんの乾杯の音頭。
服部「こっちの方が得意なんです。」
というコメントが面白かったです。
暫くして、握り詰の結果発表。先ず3位からで、芹田君の作品でした。
芹田「優勝は利波さんと予想します。」
次に2位、馬屋原君の作品でした。(不参加のため後日賞金送付。)
そして、注目の優勝は自作でした。ある程度予想はしていましたが、現実になるととても嬉しいものです。賞金も看寿賞より多いしなあ。
私「昨年・一昨年と受賞者が一人も大会に来てないと。水上さんが嘆いておられましたが、今年は参加者が優勝して良かったと思っています。」
とコメント。無事握り詰の発表が終了しました。その直後水上さんが来れられて。
水上「本当にアリガトな。」と仰っていただき、大会的にも良かったと思いました。(3位の芹田君も参加していたことだし。)
水上「解答者は、表彰することになっているのに、十位までの人が誰も来ないとは、、、。」
私「でもパラに解答者表彰するって、書いてないですよ。」
水上「そうだっけ?」
自分が優勝したことも嬉しいですが、1位〜3位を詰工房のメンバーで独占出来たことも嬉しかったです。近い将来に、二人の看寿賞作家より同一条件でのコンクールで上になったことがある。と自慢出来る日が来るかもしれません。
服部さんが居られたので、名刺の交換をし、
私「いつも酷評(駒取りを入れて難解な序にするのは納得いかない等)してスミマセン。」
服部「いつもユニークな評呉れる人やな。(気にしてない)解答者との対決を意識しているからなあ。最近は易しい作品も作ってるから。(5月の)高校の作品は気に入っている。」
流石、大人物は違うといったところでしょうか。たしかに5月の高校の作品は良い感じの作品でした。
宮浦さんがいたので、同人入りのお祝いを言いました。同人入り記念作は無しとのこと。残念です。
私・市島さん・三角さんが何故か大道棋の話しをしていました。
私「パラで大道棋教室が無くなったから、おもちゃ箱のドキドキが唯一の発表場所で、詰工房で加藤さんに出してから、載せてもらっていますが、加藤さんはあれだけの大道棋が作れるのに、解くのは得意じゃないんですよね。」
詰工房に大道棋を出した時、加藤さんより早く解けた市島さんも肯いています。と丁度加藤さんが通りかかりました。
私「タイミングが良いですね。」
加藤「何の話?」
私「いやあ、加藤さんが大道棋を解くのが得意じゃないという話しですよ。」
加藤「解けない方が、実戦で役にたつかどうか解るから、良いわけで、、、。」
懇親会は金子さんの来年度の決意表明と元水さんの一本締めで終わりましたが、日帰りの私は会場でギリギリまで粘る覚悟でした。
岡本さんと門脇さんの古典大好き組がお話されていたので、話しに割り込みました。
門脇「山村兎月・酒井桂史・加藤文卓については、書きたいと思っているが、大変だと思っている。前田三桂についてもそうだ。」
そうこうしている内に楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、会場から従業員に追い出されました。
外に出ると既に、二次会に行かれた人も多数でした。門脇さん・宮浦さん・岡本さんにご挨拶をし、日帰りする近藤郷さんと田中さんに宿に戻る金子さんと一緒に地下鉄に乗りました。
名古屋駅で金子さんとお別れし、新幹線の時間まで喫茶店に三人で入りました。私は終電の指定席だったので二人を見送って、十時過ぎの新幹線で帰宅しました。
今回の全国大会も面白かった。まだ参加したことが無い方は、是非参加していただきたい。来年は東京開催ということで、私も微力ながらお手伝いをすることになりそうだ。

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