そんなわけで、自分の中では今回の旅行のメインの五月五日になり、関西将棋連盟に詰将棋解答選手権に参加しに行ったのでした。
会場に早くついて一般戦参加申し込みすると、近くの紳士が話しかけてこられて、「タニグチ」ですとおっしゃった。前日まで指し将棋の大会に出ていた私は、指し将棋の強豪の名前を思い出すモードに入っていて。思わず「どちらのタニグチさんでしょうか?」と大変失礼なことを言ってしまった。「解答も出していただいたと思いますが?」ここまで言われてこの紳士があの「谷口均氏」だと理解出来たのでした。谷口さんと雑談する内に、浦野先生や若島さんも来られていよいよ初級戦と一般戦が開始されました。
@上田氏の7手詰(大会中は当然作者名と手数は解らない)簡単で見た瞬間解けた。
A谷口氏の9手詰これが難しかった。初手の紛れに嵌ったし正解手順は変化が詰まないように見えて、中々詰まなかった。でも昨年の失敗にこりて、(後のわかる作品から解けば手数順なので、手数もヒントになって解きやすくなる。昨年は頭から解くことに固執して3位)次の作品を解き最後に解いた。この作品が早く解けていたら優勝でした。この作品に15分くらい使ったと思う。
B若島作11手詰Aの次に時間がかかりましたが5分以内にといたはず。香の打場所を間違えなければ簡単です。
C小林作11手詰ほぼ見た瞬間に解け、変化調べの方が時間がかかりました。
D谷口作13手詰。配置が作意を暗示しているので、割と簡単に解けた。
E上田作17手詰。初手が決まればあとは簡単でした。
で、書き間違えが無いかよく確認し、提出しました。
退出後、谷口氏と会話。誰が優勝しそうかについて話題になり。谷「利波さんの30分くらいは早い。一問5分で解いてる」利「東京会場の小泉氏は奨励会の元3段でどっちが早かったかが勝負じゃないですかね?」利「初級戦は田口さんか、大橋さんじゃないですかね?」
選手控え室に移って谷口さんの新作を見せていただいたりしていると、原亜津夫さんが見えました。
いよいよ結果発表。懸念したとおり、東京の小泉氏が32分で私が35分で3分差で破れました。ウーン残念。同じ会場なら場の雰囲気が解ったので、見直しを簡略にして勝てたかもしれなかったのになあ、、、。
一般戦2位の表彰のとき詰パラの須藤さんが見えたので、今回の「落花」の件でお詫びしました。

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