2016/5/17  12:00

坂城駅近くの火の見櫓  火の見櫓観察

先日、坂城駅に行った時、近くで新しい火の見櫓を目撃しました。

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近年、整備拡幅された道路端に近代的な火の見櫓が…。

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そんなに背は高くありませんが、デッキが設置されています。
ホース干し金物などが付いていないため、純然に火の見櫓として建設したようです。

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半鐘は立派なものが設置されています。

おそらく、ここには以前、昔ながらの火の見櫓があり、道路整備に伴い一旦撤去され、新たに火の見櫓が建設され、元々の半鐘をそのまま使用した…という感じです。

信濃国では、こうして火の見櫓を改築・新築する自治体が多いようで、今でも消防団の設備として整備されているという証拠ですね(^^)

2015/4/14  8:00

GMの火の見やぐらを作る  火の見櫓観察

GMの「火の見やぐら(火の見櫓)」を購入しました。



現在は、「着色済み」として価格が変更になっていますが、今回購入したのは昔からある「未塗装」仕様です。

この「未塗装」は生産を終了していると思われ、市場在庫は少なくなっているようです。

GMの火の見櫓は以前から気にしていた製品なのですが、キットを作るのが面倒に感じ、採用をちゅうちょしていました(;^_^A

何年か前、TOMYTECから半完成品が発売になっており、こちらを採用していました。



これはこれで良いのですが、違うタイプが欲しくなり、今になってGMを購入してみたと言うワケです。



箱の裏が説明書になっています。

これに従って作っていきますが、一部はカスタマイズします(^.^)b

GMの火の見櫓は、器具倉庫の上にヤグラを設置しています。



高山村久保地区の火の見櫓。
参考になります(^^)



内容はこれです。
鉄骨とハシゴはランナーに付いていません。



まずは、鉄骨の組み立てから始めます。
湯口をニッパでカット、バリなども削っておきます。

火の見櫓は、なんと言ってもこの鉄骨がポイントですd(^-^)



マスキングテープの上に部材を置きます。



仮組します。

部材の合わせに注意です。
マスキングテープですので、位置の修正は簡単です(^^)

GMの火の見櫓は部材の合わせが悪いとのウワサがありましたが、実際はそのようなコトはないようで、各鉄骨はピッタリと合いました(^^)



一旦展開し、上半分の接着部分にプラモデル用接着剤を塗布します。



部材の合わせに注意しながら再び組み立て、接着剤を乾燥させます。
マスキングテープはそのままにしておきます。



下半分の部材を綿棒などで開いておき、接着面にプラモデル用接着剤を塗布し、組み立てます。



素早く部材の合わせを修正し、接着剤を乾燥させます。



GMの火の見櫓はなかなか良い造形をしています(^^)



接着剤が乾いたら、仮止め用のマスキングテープをはがします。



最下段のアーチ装飾がイイですね〜♪

このアーチ、火の見櫓の正面に設置する場合が多く、ハシゴ入口の印しでもあります。
ですので、アーチは1面のみに設置する場合が多いのですが、4面すべてにアーチを設置しているものもあります。



長野市川中島町阿弥陀堂地区の火の見櫓。

ここで気づいたことがあります。

それはリング式ターンバックルです。



斜材同士を結合しているリング、これがリング式ターンバックル(張力調整装置)です。

GMの火の見櫓では、リングの中が抜けていません。



そこで、0.6mmのピンバイスで孔をあけます。
つづいて0.8mmで孔を拡大します。

強度のことがありますので、これ以上リングの肉厚を薄くすることは避けたほうが良いと思います。



1.0mmで皿モミをして、見かけの孔を大きくします。
ドリルのかえりはヤスリなどで削ります。

この作業は鉄骨の組み立て前にするべきでした…。



これでリング式ターンバックルらしくなりました(^^)

つづいて、ハシゴを取り付けますが、説明書のとおりには取り付けません。

というのも、説明書のようにハシゴを設置すると、ハシゴが宙に浮いていることになり、消防団員が上に昇る際、とてもキケンです。

4脚タイプの火の見櫓のハシゴは、ヤグラ内に設置するのが普通です。


↑高山村荻久保地区。

3脚タイプなど、ヤグラ内のスペースが狭い場合は外付けハシゴになります。


↑長野市徳間地区。



デッキ床板の真ん中に四角い孔を開けるため、フリーハンドでケガキし、四隅をピンバイス孔あけし、カッターで四角くカットしていきます。



切り口はヤスリで仕上げておきます。



鉄骨に差し込み、接着します。



ヤグラ内にハシゴを差し込みます。



ハシゴ上部は、デッキ床板の下側にドン付け接着します。



ハシゴは適当な箇所でカットします。



これでヤグラ内ハシゴになりました(^^)



ハシゴについてはTOMYEC製品も外付けタイプになっていますが、今後ハシゴ内タイプに改造したいと思っています。



デッキに手すりを接着取り付けします。



手すりの残材でホース干し金物を作りましたが、なんか雑ですね(;^_^A



防災スピーカーを接着取り付けします。


↑千曲市姨捨地区

長野市内の火の見櫓では防災スピーカーを添架しているものは少ないですが、千曲市では多く見かけます。

また、千曲市内では白色の火の見櫓を散見します。



屋根の上に避雷針・風向計を接着取り付けします。

この屋根には「巻きひげ」装飾が表現されているのがイイですね。
ここも手を加えたいところですが、強度に不安があるので、このままにします(^^)



半鐘は、空洞を表現するため、0.8mmのドリルで少々孔をあけます。
組み立て後は見えない部分だと思いますが、ちょっとしたコダワリです(;^_^A



半鐘を接着取り付けします。
屋根裏には湯口がありますが、完成後は見えない場所なので削らずこのままです(;^_^A

屋根と鉄骨は塗装後に接着するので、ここで倉庫の組み立てに移ります。



ランナーから部品を切り出し、バリなどを削っておきます。



倉庫の扉は、シャッター仕様とするため、既存の扉をカッターで切り落とします。



シャッター扉を接着取り付けします。



壁を組み立てます。
屋根は接着しません。



赤色目印灯を接着取り付けします。



側面の任意の場所にプラ端材でハシゴの取り付け台座を接着取り付けします。



先ほどカットして余ったハシゴをこのように設置する予定です。
まだ接着しません。

続いて塗装です。
この火の見櫓は近年の状態にしたいと思います。

都会では火の見櫓はほとんど無いと思いますが、田舎ではまだまだたくさん残っています。

そんな田舎の火の見櫓、もう現役引退しているのでは?と思われがちですが、今でも消防団の装備として使用している自治体が多々あります。

火の見櫓は、停電でも消防信号を発することができるため、いざと言うときのために整備している自治体も多いのです。

中には、朽ち果てているものもありますが、キチンとメンテナンスしているものが多いのです。


↑補修工事中の高山村黒部地区の火の見櫓


↑補修工事中の高山村赤和地区の火の見櫓

補修工事では、痛んだ箇所を補修・交換し、お色直しをします。


↑補修を終えた高山村中原地区の火の見櫓


↑補修を終えた高山村赤和地区の火の見櫓

補修を受けた火の見櫓はピッカピッカになります(^^)

そこで、今回作っている火の見櫓も補修後の姿にしたいと思います(^^)



100均のカラスプレー「シルバー」で塗装です。
ヤグラ・屋根・器具倉庫のハシゴを一緒に塗装します(^-^)



器具倉庫とヤグラの基礎部分はタミヤ「ロイヤルライトグレー」で塗装です。



塗料が乾いたら、器具倉庫横にハシゴをゴム系接着剤で取り付けます。



目印灯に赤を色差しします。



シャッターの色を変えるため、マスキングします。



ニュートラルグレーで塗装です。



シャッター上にシールを貼り、器具倉庫は完成です。



つづいてヤグラと基礎コンクリートをゴム系接着剤で固定します。

この基礎コンクリートは器具倉庫の屋根を兼ねていますが、別々に使えるよう、器具倉庫とは接着しません。



最後に屋根をゴム系接着剤で取り付けます。

かつて、火の見櫓の屋根の色はオレンジ色というのが多かったようですが、補修工事を請け、シルバー一色になっているものが多々あります。

半鐘もシルバーに塗装される場合がほとんどですが、高級な半鐘は黒色の場合が多いようです。



付属の「火の用心」のシールを貼ります。

実例にならい、一文字ずつ切り出し、貼り付けました。

これで、できあがりです。

では、ジオラマ内で記念撮影です。



まずは、器具倉庫とヤグラを別々にした場合。



八角形屋根、四角形デッキ、四脚タイプ。
なかなか立派な火の見櫓です(^^)



避雷針と風向計もあり、屋根には巻きヒゲ装飾が見られます(^^)



部材を結合しているガゼット、そしてリベットも表現されていて、アップで鑑賞していても楽しいですね〜♪
リング式ターンバックルも孔あけの効果が良くわかります(^^)



どこかにありそうな光景です(^^)



つづいて器具倉庫の上にヤクラを載せた場合。



ヤグラの高さが増し、より立派に見えます。



場面を公園にしてみました。



消防団員が火の見櫓の点検をしています。
横には小学生たちが興味津々で見学しています。



点検の結果、異常ナシだったようです。


こうして見るとGMの火の見櫓はとっても良い造形をしていることがわかりました。

そして、もう一基作りたくなってきました…(;^_^A


長い記事、おつきあいありがとうございました。

2013/6/29  23:00

打鐘信号表いろいろ  火の見櫓観察

火の見櫓またはその近くに掲示されている「打鐘信号表」

千曲市粟佐で比較的新しい信号表を見かけました。

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よく見ると、一番左の項目が「地震防災信号」となっています。

これまで見てきた信号表にはない項目です。

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↑高山村「赤和」

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↑高山村「緑が丘」

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↑長野市「平久保」

旧漢字が混じっているものがあったりしましたが、標記されている項目はすべて同じでした。

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↑長野市「徳間」

河川が近い地区では水防信号表併記のタイプもありました。

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↑高山村「黒部」

中には、とっても古いと思われるものもありましたが…(^^;

ここで気づいたのですが、この「黒部」の信号表の一番左は「林野火災又ハ水災」となっており、5点打ちです。

この5点打ちは「粟佐」の「地震防災信号」と同じ打鐘信号です。

「黒部」のが古く、現在のものと異なると考えた方が良いのかも知れません(^^;

それから、信号表に標記されていない信号として「火の用心」「火災予防運動の報知」(4点2点打ち)というのがあり、小布施町では火災予防運動週間に半鐘を鳴らすそうです。

一度、半鐘の音を聞いてみたいですね(^^)

余談ですが、高山村「緑が丘」の半鐘はイイ音が出ないと地元の人が言っていました(^^;

2011/8/24  8:00

オリンピック施設の近くにも…  火の見櫓観察

長野オリンピック(1998年)のスピードスケート会場だった「Mウェーブ」近くに火の見櫓を発見。

道路拡張にも耐え(^^;)残ったようです。

この日は、通りかかっただけで、時間が無く、1枚しか写真を撮れませんでした。

この火の見櫓は仕切直して取材します(^-^)/

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2011/5/1  19:14

水防信号表  火の見櫓観察

国見の火の見櫓、デッキの写真を拡大したところ、消防信号表の横に水防信号表が掲示されているのがわかりました。

東日本大震災では停電のため津波避難のサイレンが鳴らせず、消防団の人が火の見櫓に登り、迫り来る津波の中、半鐘を鳴らし続け、火の見櫓ごと津波にさらわれて亡くなったというニュースを見たことがあります(T.T)

いざと言うときは昔の道具が役に立つというコトなんですが、職務をまっとうし、殉職した方に哀悼の意を表したいと思います。

国見は中山間地、でも水防信号が…
もしかすると、ふもとに裾花川がながれているからでしょうか…。

そう言えば、須坂の大笹街道仁礼宿でも「何年か前に水が出た」という話しを聞いたことがありますので、山間地でも水害があるということなんでしょうね。

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