豚肉偽装、食肉会社の元社長ら逮捕
外国産の豚肉を国産と偽って、給食センターに卸していたなどとして、宮城県警は17日朝、仙台市内の食肉加工会社の元社長ら3人を、詐欺などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、仙台市若林区大和町の食肉加工会社「精肉石川屋」の元社長、石川里美容疑者(50)ら、当時の幹部3人です。
警察の調べによりますと、石川容疑者らは、去年3月下旬頃から6月下旬頃、アメリカ産の豚肉およそ840キログラムを国産と偽って、仙台市内の給食センターに納入し、90万円余りをだまし取るなどした、詐欺と不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
仙台市内の給食センターでは、国産の食肉を使うことが義務付けられていました。「精肉石川屋」は、JAS法違反容疑で、去年12月、県警の家宅捜索を受けた過程で今回の容疑が浮上しました。

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