
機体名「バイオサラマンダー」
全長 27.3m
全高 18m
重量 100.0t
最高速度 M1.8
主な装備
バイオゾイドコア
ヒートヘルアーマー
フレイムウイング
ヒートストライククロー
ヒートスマッシュテイル
ヘルフレイム
腹部2連ヘルファイアー
マルチブレードアンテナ×2
機体説明
ディガルドの占領地近くで、奇跡的に発掘された翼竜型ゾイド「サラマンダー」をバイオ技術によって蘇らせた機体。
当然、コアは既に息絶えていたが、体の各部の欠落は少なく母体にするには充分であった。
完成後の飛行テストにより、相当な航続距離、超高空の飛行が充分可能であると分かった為、当初は大規模な輸送などでの活躍を期待された。
しかし、戦闘テストを行った結果、その考えは覆された。
テスト相手のバイオラプター、量産型のバイオメガラプトルがあまりの熱量に耐え切れず、ヘルアーマーごと溶解したのである。
口腔内にはヘルファイアーの出力強化型、ヘルフレイムを装備していたものの、予測されていた出力を大幅に上回っていた。
恐らく、母体にした機体とヘルフレイムの相性が良かったと予想できるが、ここまでの破壊力を持ったことは全くもって不明である。
更には、開発当初まで銀色をしていたヘルアーマーが戦闘を行う毎に変化していき、稼動時に高温の熱量を持つへルアーマーへと特性が変化したりと不可思議な現象も起こっている。
結果的には戦闘能力の向上となったが、機体との相性が良いパイロットがいない為、短時間でしかまともに動かすことが出来なかった。
長距離飛行テストの際も、途中でパイロットが倒れたことから機体が何かしらの悪影響を与えているのではないか、という結論に至り、倉庫の奥底に封印されることとなった。
・・・
それから数ヶ月の月日が立ち、各地で討伐軍の活躍が広まり出している中、遂に機体からの負担に耐えうるパイロットの養成に成功したのだ。
眠らされていたバイオサラマンダーの封印は解かれ、各地の討伐軍撃破の命を受け、前線へと飛び立って行った。
その後の報告では、多大な戦果を上げているが、バイオサラマンダーが去った後には一面の焼け野原が広がっているという・・・



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