ルッカにて
ルッカという都市の名前を聞いてピンときた方はかなり音楽通。ルッカはイタリア・オペラの巨匠G.プッチーニが生まれた町である。時間ができたので、立ち寄ることができた。スケジュールが決まっていない旅行の強みである。
プッチーニの生家。
プッチーニの生家の前の広場。プッチーニも幼い頃、ここで遊んだのだろうか。
その広場にはプッチーニの像があった。大巨匠とのツーショット。
ルッカの大聖堂。
ユーロスター
ユーロスターとはイタリアの高速鉄道である。新幹線みたいなものか。フィレンツェからナポリまで3時間ほどで結ぶ。座席は4席対面で動かすことができず、座り心地も良くない…。壊れて開かないドアがあったし、トイレの電球も切れてた…。日本では考えられないね。これがイタリアらしさというものか。
アマルフィにて
日本では映画で一躍有名になったアマルフィ。ここはイタリア、いやヨーロッパ屈指の夏のリゾート地である。しかし、今まで日本人が観光に訪れたことはあまりなかったであろう。それはソレント半島をグルッと回った、結構不便な所にあるからだ。映画の影響で今後はわからないが。なにせ、僕らも映画でこの地の存在を知って、やって来たのだから(笑)。
アマルフィでの宿泊先は海が見下ろせる高台のホテル。部屋はもちろん海に面していて、窓を開けると、地中海が広がっている。なんという贅沢!
朝焼けに輝くアマルフィ。
ホテルから見下ろしたアマルフィの市街地。
下りて、アマルフィの市街地を散策する。アマルフィは海水浴地。今はシーズン真っ只中。
市街地の門。ここも城塞都市だったのだ。
門をくぐると、広場がある。その中央にはこんな水場があった。
せっかくだから、水を頂こうかと思ったけれど、拝むだけで止めておいた(笑)。
広場の横には大聖堂(Duomo)がそびえ立つ。
アマルフィの街並みは地中海文化を色濃く反映している。メイン・ストリートは人、人、人で賑わっている。この雑多な感じが良い。
メイン・ストリートから枝分かれする細い路地。映画ではこんなような路地を主人公が駆け抜けていった。
アマルフィの頂上。城塞都市であった名残が見える。頂上には教会がある。今でも巡礼で訪れる人がいるらしい。
クルージングも楽しむ。
断崖絶壁にホテルや邸宅が建っている。ここら辺の海岸はホテルのプライヴェート・ビーチ。
海から見たアマルフィの市街地。
宿泊したホテルから見たアマルフィの市街地。
観光し終わって、ホテルに戻ると、突然「ボンボンボンボン!」とものすごい音がした。雹が降り始めたのである。しかも、大粒のが。観光中にこんなのが降ってきたら、とんでもないことになっていたなぁ。
雹を降らせた雨雲が去ろうとする頃は夕刻で、夕陽に映えて、えもいわれぬ色合いを見せてくれた。
「イタリア旅行写真集5」へと続く
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