2022年5月29日(日) 13:15開場 14:00開演
ラブリーホール・大ホール
全指定席
一般4,000円 学生1,500円
L会員一般3,500円
※6歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。
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ラブリーホール
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主催
河内長野ラブリーホール合唱団
公益財団法人 河内長野市文化振興財団
指揮:
中村貴志
管弦楽:
大阪チェンバーオーケストラ
ソプラノ:竹田舞音
アルト:小川明子
テノール:松原友
バス:萩原寛明
合唱:河内長野ラブリーホール合唱団
合唱指揮:萩原寛明、
中村貴志
G.ロッシーニ 小荘厳ミサ曲(室内オーケストラ編曲版)
『カルミナ・ブラーナ』の延期公演を果たし、大きな一歩を踏み出した河内長野ラブリーホール合唱団は次の演奏会に向けて動きだします。曲目はG.ロッシーニの『小荘厳ミサ曲』。これは当初
2020年2月23日に予定されていましたが、新型コロナ・ウィルスの感染拡大によって本番目前で中止となってしまいました。その後、延期公演が予定されるものの、さらに延期を余儀なくされ、これが再々延期公演となります。私にとって新型コロナ・ウィルス禍で最初に中止・延期となった本番で、心のどこかにずっと引っ掛かっているこの演奏会、今度こそ開催できると信じています。
最初の延期公演がいずみホールで予定されたため、ステージ上のソーシャル・ディスタンスを取るために室内オーケストラ編曲版としましたが、今回もそれを踏襲します。ただ、編成はオリジナルのフル・オーケストラ版に近い形で、編曲もオリジナルの魅力が損なわれないように工夫されています。
ソリスト陣は当初の予定通り、いずれも実力派の歌手が登場します。指揮者は当初船橋洋介さんでしたが、再延期公演以降都合がつかず、私が代わりに務めます。指揮することになっています。最初の本番が中止になるまでともに音楽を作り上げてきたゆえ、延期に次ぐ延期となって途中降板せざるを得なかったのは無念でしょうが、彼の意志を引き継いで指揮を務めます。
ロッシーニが晩年、深い祈りの境地に立ち、それまでの全てを注いで書き上げたのが『小荘厳ミサ曲』です。最後に「われらに平安を与えたまえ"Dona nobis pacem."」と切実に祈りを歌って、曲が閉じられます。新型コロナ・ウィルス禍、そして戦争の脅威にさらされている今、世界の平安を願って歌い上げたい。皆様、是非ご来場ください。