新型コロナ・ウィルス禍で活動休止の期間が長かった
住之江第九合唱団 in OSAKAは今年10月9日(日)に「第7回住之江の第九」を開催します。前半は住之江第九合唱団 in OSAKAの単独ステージ、後半は素晴らしいソリスト、特別合唱団、相愛フィルハーモニアとの共演でL.v.ベートーヴェンの『交響曲第9番』を演奏します。本番会場の
相愛大学南港ホールは素晴らしい音響ですが、ステージが大きくないため、新型コロナ・ウィルスの感染対策を講じるのに苦労しそうですが、何とかしてやってやろうと合唱団は盛り上がっています。この禍で塞ぎ込みがちだったこの合唱団が活気づいているのはすごく良いこと。団員各位の思いを本番で昇華させたいと指揮者の私は思っています。
昨日は1回目の特別合唱団員との合同練習でした。私が『第九』の合唱を指導したのは
2020年12月の大阪交響楽団の「感動の第九」以来、本当に久しぶりです。合唱団員の大半も対面で『第九』の合唱を歌うのは久々とのこと。コロナ禍という苦難があったからこそ、歌えることに生きる喜びと幸せを見出し、よりいっそう『歓喜の歌』に迫れるのではないか。
最初は暗かった歌声が中村節全開の指導で生気を帯び、明るく喜びに満ちた歌声と厚いハーモニーを繰り広げる合唱へと変化していき、大きな手応えを感じました。もっともっと良くなる。今後が楽しみです。
