4月22日以来の徒然の記事となってしまいました。
4月9日から慌ただしいスケジュールが続いております。特に週末は
5月22日に開催される「可児市民第九合唱団第9回定期演奏会」とその翌週の
29日に開催される「河内長野ラブリーホール演奏会『小荘厳ミサ曲』」のリハーサルが連日続き、さらに6月5日の「第8回 Green Hearts チャリティーコンサート」に出演するLA FENICEの練習も加わって、てんてこを舞っておりました。しかし、いずれの団も上々の仕上がりを見せております。
可児市民第九合唱団は新型コロナ・ウィルス禍で演奏会が開催できるのかという不安を抱えながら、そして厳しい制限が課せられ、活動が断続的になりながらも練習を進め、ようやくオーケストラとの練習と本番を残すのみとなりました。昨年の3月からこちらの練習に通ってきましたが、毎回団員各位の情熱と真摯な取り組みに心打たれました。仕上がりも上々。これまでのご尽力が昇華する本番になると確信しています。
河内長野ラブリーホールとは通算11シーズンのお付き合いとなります。近年はめきめきと実力をつけてきましたが、新型コロナ・ウィルス禍で苦しい状況が続いています。その中で
今年の2月には延期となっていた『カルミナ・ブラーナ』の演奏会を開催し、大きな一歩を踏み出しました。
そうして迎える5月29日の『小荘厳ミサ曲』の演奏会は再々延期公演となるもの。団員各位もラブリーホール職員各位も諦めずによくここまで踏ん張ってこられました。正直、私も心が折れそうになりましたが、前向きに努め、ようやくここまでこられました。
G.ロッシーニの『小荘厳ミサ曲』の初版(ピアノ2台とハルモニウム)は私のレパートリー。今回は代役ではありますが、そのオーケストラ版を指揮できるとあって、大きな喜びを感じています。「4回目の正直」となる今回、団員各位の思いと私の意気込みを結集して、素晴らしいものにしたい。
LA FENICEは有志でフォーレの『レクイエム』を歌います。こちらはピアノ伴奏ではあるものの、間を置かずに2度もこの美しい作品を指揮できるのは非常にうれしい。
一昨日、最終練習を終え、この団の成長をしっかりと感じました。残すは本番のみ。それまで少し間が開きますが、LA FENICEの成長の証が示されますように。
皆様のご来場をお待ちしております。