1月14日に私が拠点を置く愛知県と大阪府にも新型コロナ・ウィルス感染拡大に対する緊急事態宣言が発出され、仕事のキャンセルが相次ぎました。そのような中、今年の初本番となった「
名古屋大学グリーンハーモニー第54回定期演奏会」が1月17日に開催されました。それから2週間が無事に経過し、本当の意味で終了しましたので、演奏会終了分の記事にしました。詳しくはそちらをご覧いただくとして、新型コロナ・ウィルス禍の苦しい状況ではありましたが、学生たちの思いが演奏会という形で昇華できて、本当に良かった!
先月は2つの演奏会に伺いました。どちらも会場は
三井住友海上しらかわホール。こちらに訪れるのは本当に久しぶり。
1月23日に開催されたギタリスト山下和仁さんのリサイタルは圧巻の一言。生きながらにして伝説の音楽家と言われていますが、本当にすごかった! 前人未到のテクニックと独自の境地。誰も真似できない。山下さんのリサイタルを主催したのはわが同志、
株式会社ミュージック・ステーションCEOの伊藤直樹氏。これほど素晴らしい演奏会を企画・主催されたことを誇りに思います。
この新型コロナ・ウィルス禍で仕事が少なくなった分、時間ができて、自発的な作曲に勤しんでいます。
いつかやりたいと思っていた坂村真民の詩に曲を付けるのと並行して、昨年の5月から大編成の作品の作曲に取り組んでいます。新型コロナ・ウィルス禍の困難な状況に触発されて、作曲し始めました。
昨年中に折り返し地点まで筆(コンピュータですが)を進めるつもりでしたが、編曲の仕事が立て込んだり、指揮・合唱指揮の仕事が忙しくなったりで、あと少しという所で中断してしまいました。
年が明けて、再び大作の作曲に取り組むことができています。3ヶ月ほどこの作品から離れていたので、最初はなかなか勘が戻りませんでしたが、1月半ばから筆が進み出し、残り10分ほどという所まできました。今月中に完成予定。