2021年になりました。この年末年始はいかがお過ごしでしたか?
僕は家族と穏やかに過ごした年末年始で(3人の娘はにぎやかでしたが)、新型コロナ・ウィルス禍であることを除けば、僕の理想的な過ごし方をしました。
約2ヶ月ぶりの徒然となりました。
先月は3日の
オペラ『楠木正成』の初演に始まり、13日の「
かがりクリスマスコンサート」、20日の「
あいさい クラシック コンサート」、28日の
大阪交響楽団「感動の第九」と本番が続きました。11月から新型コロナ・ウィルスの陽性者が増加傾向にある中、いずれも開催されたことは本当にありがたかったです。レギュラーの仕事でキャンセルが出たものの、それらのリハーサルや急遽入った編曲の仕事で結構慌ただしい日々でした。
1月4日に大阪で仕事始め。
2021年最初の仕事は合唱団 ルークス スペイの指導。新型コロナ・ウィルス禍で演奏会の予定が立てられず、先行きは見えず、忍耐の時が続きます。しかし、月に2回の練習こそが音楽の喜びの時。安全に音楽をしていくことが今のルークスには大切なこと。
翌日は
かがり音楽アカデミーでの仕事。先月の「
かがりクリスマスコンサート」では新型コロナ・ウィルス禍の中、音楽する喜びを大いに味わいました。今年も着実に進んでいきたい。
昨日は
大阪交響楽団のいわゆる「文化庁公演」のリハーサルに立ち会いました。
2014年に大阪交響楽団の「文化庁公演」のために作編曲した楽器紹介メドレー『オーケストラの仲間たち』は昨秋、それまでいくつか存在した版を一つにし、一部改訂して、決定版を制作しました。それから実演を重ねて、若干の修正が出たので、12月の半ばに決定版最終稿を制作したので、その確認のために立ち会った次第。
今回の指揮者は柴田真郁さん。最近は昨年9月の「
テアトロ トリニタリオ2020」でご一緒しましたが、
彼は『オーケストラの仲間たち』の初演の際の指揮者なのです。そして、なんと他の楽団でも取り上げてくださったのです!(この作品は大阪交響楽団の専売特許で、僕はてっきり大阪交響楽団しか演奏してはいけないと思っていた) ありがたい限り。新装した『オーケストラの仲間たち』も是非取り上げてください!その時は僕がナレーターで行きます(笑)。
柴田さんとは年末にご一緒する予定。楽しみ!