ベルリンからの帰国後、最大の演奏会がいよいよ明日本番を迎えます。僕が昨年の4月から合唱指導者の一員として関わらせて頂いている合唱団 LA FENICEが1年2ヶ月余りをかけて練習を積み重ねてきたJ.S.バッハの『ヨハネ受難曲』の成果を明日披露します。
今夜本番会場の東リいたみホール大ホールで初めて出演者全員が一堂に会し、練習を行いました。本番指揮者の本山秀毅さんのお導きにより、合唱はかなり良いところまできています。しかし、最後は団員一人一人の気持ちと意識にかかっています。皆さんならできる!
明日はお時間がございましたら、是非東リいたみホール大ホールにご来場下さい!
今日は朝一で名古屋に戻り、午前中は女声合唱団コール・AIの指導。明後日、三重県津市で開催される「おかあさんコーラス中部支部大会」に出場しますが、そのための最後の練習をしました。「おかあさんコーラス愛知県大会」と同じ曲目、コール・AI創立0周年記念のために山下祐加さんが書き下ろして下さった女声合唱組曲『風の五線譜』から3曲で臨みます。
「愛知県大会」に向けては直前の直前まで厳しい練習が続きましたが、それを乗り越えて、本番ではそれまで積み重ねたものを十二分に発揮してくれました。
それから約1ヶ月、コール・AIはできるんだという自信に裏打ちされ、充実した練習が続き、合唱の精度がさらに上がりました。明後日の本番が楽しみ!
さて、今週は大阪でのレギュラーの仕事とLA FENICEの演奏会のスケジュールが重なり、今週はまるまる1週間大阪滞在となっています。
合唱団 ルークス スペイは「母」をテーマにした選曲で、千原英喜さんの『はっか草』に取り組んでいます。どういうイメージを持ち、それをどう表現するか?これまでよりも一歩進んだ練習を繰り広げています。5月25日の「創立5周年記念第3回演奏会」(この本番からまだ40日しか経っていないなんで!もう半年も前のように感じる)で大きな成長を遂げたこの合唱団、今後が大いに楽しみです!
かがり女性コーラスは今期「歌」をテーマにしています。現在は信長貴富の『きみ歌えよ』を練習中。スウィングのリズムに苦戦していますが、この曲でかがり女性コーラスの新たな可能性が広がるんじゃないでしょうか。
住之江第九合唱団 in Osakaには正直驚いています。僕が指導させて頂いた1年2ヶ月間でかなり上手くなりましたが、この1ヶ月でさらに進歩しています。生涯学習の一環の地域の合唱団、決してレベルは高くはなく、やれることは限られているという思いがありましたが、団員たちの合唱への意識や思いが変わり、大いなる可能性を感じています。10月6日(日)の「第6回住之江の第九」にご期待下さい!