本番 編
ベルリンの壁崩壊・東西ドイツ統一30周年記念
ブラームス「ドイツ・レクイエム」
特別平和記念コンサート
2019年6月18日(火) 無事終了
ベルリン・フィルハーモニー
主催
株式会社 エムセック インターナショナル
指揮:
福島章恭
管弦楽:
ベルリン交響楽団
ソプラノ:
ベッティーナ・イエンセン
バリトン:クラウス・ヘーガー
合唱:
ヴェリタス・クワイヤ・ジャパン
日独友好合唱団
コレペティトゥア:小沢さち
合唱指導:
中村貴志
J.ブラームス ドイツ・レクイエム 作品45
Johannes Brahms
EIN DEUTSCHES REQUIEM
Akiyasu Fukushima, Dirigent
Bettina Jensen, Sopran
Klaus Häger, Bariton
Berliner Symphoniker, Orchester
Veritas Choir Japan, Chor
Japanisch-Deutscher Freundschaftschor. Chor
Sachi Ozawa, Korrepetitorin
Takashi Nakamura, Chorleiter
Dienstag, 18. Juni 2019
Berliner Philhamonie
MCEC-International, INC., Veranstalter
ベルリンに到着した翌日、16日(日)に現地の合唱団、日独友好合唱団と合同練習をし、17日(月)にベルリン交響楽団と合わせて、本番当日を迎えました。世界のクラシック音楽の殿堂の一つで、20世紀を代表する指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンHerbert von Karajanが作り上げたベルリン・フィルハーモニーに入ります。当たり前ですが、今回は出演者ですので、錚々たる音楽家たちが出入りした楽屋口から入ります。カラヤンが指揮する『第九』のCDを聴いてクラシック音楽に魅了され、プロの音楽家の道を歩み出した僕の感慨はひとしお。
大ホールの音響と細部を確認すべく、長めのゲネプロが終わって、いよいよ開演時刻を迎えました。たくさんのお客様がご来場下さり、客席は9割埋まっています。
第1楽章の最初、コントラバスの刻みに始まり、チェロ、ヴィオラへと旋律が移ろっていきますが、それがなんと美しいこと! それに続く合唱の第一声「幸いである"Selig sind"」も非常に美しく響いた! それにしても、なんと歌いやすく(演奏しやすく)、演奏に集中しやすいホールであろうか! 本番でここまで音響がいちばん良い状態になるホール、そしてお互いがアンサンブルしやすい(聴きやすい)状態になるホールは稀有です。
短い練習時間でしたが、福島さんの指揮の下、合唱団、オーケストラ、ソリストが一丸となり、最後まで集中が途切れず、ブラームスのこの名曲を歌い上げることができました。客様は終始聴き入って下さり、気持ち良く演奏することができました。
終演後は割れんばかりの盛大な拍手! 本当に素晴らしい経験でした。合唱指導に関われたことを大変幸せに思います。合唱指導から本番の指揮まで担われた福島先生をはじめ、ツアーを企画された(株)エムセック インターナショナルの関係者各位、ベルリンでこの演奏会をコーディネートして下さった関係者各位、ツアーにご参加下さった方々、ベルリン交響楽団団員各位、ご来場下さったお客様に心から感謝申し上げます。
終演後に演奏会の成功を祝って、福島先生と記念撮影。
「ヴェリタス・クワイヤ・ジャパン ベルリン公演2019」完