指揮者・合唱指揮者として忙しい時期。そして、編曲にも追われて、なかなかブログを更新できず。
年が明けて、レギュラーの仕事も続々と2019年初練習を迎えました。
合唱団 ルークス スペイは5月25日(土)に
いずみホールで開催する「創立5周年記念第3回演奏会」に向けて練習中。曲目は、前半がピアノ伴奏で四季折々の唱歌と高田三郎の混声合唱組曲『水のいのち』、後半がパイプ・オルガン伴奏で宗教曲の名曲とJ.ラターの『グローリア』(この曲には金管楽器と打楽器のアンサンブルが入ります)。
ようやく『グローリア』の練習に入りました。まだ音取りの段階ですが、ラターらしいハーモニーとリズムが面白い。ルークスにとってこの曲に取り組むのは挑戦ですが、合唱のレベルが徐々に上がってきた今、さらなる飛躍を目指して取り組む意義があります。
さて、2月16日(土)に
合唱団 LA FENICEと合同で
東成区民センター大ホールで「
ミニ・コンサート」を開催します。「第3回演奏会」で取り上げる曲の中から数曲歌います。まだまだこれからですが、以前練習した時よりも向上していて、指導者としてとてもうれしい。響きが本当に良くなったと実感します。
昨年の4月から指導をさせて頂いている
合唱団 LA FENICEは7月6日(土)に
東リいたみホールで演奏会を開催します(本番指揮者は本山秀毅さん)。曲目はJ.S.バッハの大曲『ヨハネ受難曲』。演奏会前に試演の場を持とうということで、ルークスとともに「ミニ・コンサート」を開催するわけです。
4月から練習を始めて、3巡目に入ったでしょうか。練習を重ねる毎にどんどん良くなり、バッハの一見複雑な対位法のテクスチュア、豊かな和声によるハーモニーが形になりつつあります。
「ミニ・コンサート」ではエヴァンゲリストに眞木喜規さん、ピラトに林康宏さんをお招きし、『ヨハネ受難曲』をハイライトでお届けします。中核となる曲を選びましたので、ハイライトでも聴きごたえがあるでしょうし、合唱団にとってはこれらを手中に収めれば、他の曲にも応用が効いて、全体を捉えるのに楽になるはず。
2月16日(土)は是非ルークスとFENICEの「ミニ・コンサート」にご来場下さい。
女声合唱団コール・AIは今年、創立30周年を迎え、10月27日(日)に「第15回演奏会」を開催します。一つの団体を30年も続けるというのは本当にすごいこと。これまでの団員皆のご尽力の賜物に他なりません。
現団員の平均年齢は70歳に到達する勢い。しかし、合唱のほうは衰えることなく、日々進化しています。指導者の要求が厳しいので、そうならざるを得ませんが(笑)、これは本当にすごいこと。みなさんの努力に感服します。
さて、創立30周年を記念した「第15回演奏会」を開催するにあたり、人気急上昇中の作曲家、山下祐加さんに女声合唱曲を委嘱しました。山下さんは6曲からなる女声合唱組曲を構想し、昨年の12月に4曲の楽譜を届けて下さいました。年が明けて第1曲『風の五線譜』の練習を始めましたが、メルヘンのような詩を色彩豊かな音楽に昇華した素晴らしい作品。この曲の世界を表現するために、声の音色に気を配って練習しています。他の曲もすごく楽しみ。
名古屋大学グリーンハーモニーは例年1月半ばに定期演奏会を開催していますが、今回は2月14日(木)に
東海市芸術劇場大ホールで開催します。最後の追い込み真っ只中。
ほぼ毎回、僕が候補に挙げた曲に取り組んでいますが、僕が選曲する際に考慮するのは学生たちが等身大の「自分」を表現できる作品であるということ。今回取り上げる
佐藤賢太郎さんの組曲『憧れと共に』も感情移入しやすく、名古屋大学グリーンハーモニーの等身大の「今」を良い形でご披露できると思います。まだ練習が2回残っていて、さらに進化すると思うとワクワクします。ご期待下さい。「
第52回定期演奏会」お越し下さい。
女声合唱団カリスは細々ながらも活動を続けて10年が経ちました。よく続いたなぁ(笑)。気張らずに、でも緩くならずに、続きていきたいと思います。
近年は夏に
法得寺で歌わせて頂いておりますが、今年もあるかな?
かがり女性コーラスは「地道」を絵に描いたような合唱団。少人数ですが、地道に活動し、真面目に歌い続けて16年目でしょうか。僕は最初から指揮者をさせて頂いておりますから、長いお付き合い。ありがたい限りです。
今年も新緑の季節に開催される「わかばコンサート」に出演します。日時は5月19日(日)、会場は楠徳寺かがりホール。選曲のテーマは「花」。麗しく、清々しく歌い上げます。
昨年の4月から指揮者を務めている
住之江第九合唱団 in Osakaは大阪市住之江区の生涯学習の一環で月に2回の練習ですが、声が良くなり、表現の幅も広がりつつあります。
今年は2月と4月に小さな本番を重ねた後、この団の最も大きな演奏会と言える「住之江第九演奏会」を10月に開催する予定です。それに向けていっそうを士気を高めて、成功させたいと意気込んでいます。
レギュラーではありませんが、関わらせて頂いている大きな演奏会の練習がどれも大詰めを迎えています。
合唱指揮者あり、音楽評論家としても活躍されている
福島章恭さんの下に全国から終結して結成されるヴェリタス・クワイヤ・ジャパン。僕は
昨年4月から指導陣の一員として「
ドイツ・レクイエム 特別練習会」に向けて名古屋地区練習会の指導をさせて頂いておりますが、本番まで1ヶ月を切り、最後の追い込みに入りました。
年始の練習で福島さんにご指導頂きましたが、「喝」を入れられ、団員一同いっそう身を引き締めて、練習に励んでおります。福島先生にはかなり厳しいことを言われてしまいましたが、かなり良い所までいっていることは確か。それを安定して表現できるかどうかが本番までの課題。クラシック音楽専用ホールの名門、サントリーホールで歌える喜びと演奏を素晴らしいものにする責任を持って、残りの練習に臨みます。
僕の父方の郷里であり、僕のルーツの町、恵那での「
再びの恵那第九」。
1月5日に初めて合唱を指導させて頂いてから、もう一度合唱指導に訪れました。1回目の時よりも響きがグッと良くなり、表現の幅が広がりました。
1月中に
多治見市交響楽団を中心とした特別オーケストラの練習にも2回訪れました。まだまだな部分もありますが、向上しています。奏者一人一人が曲の全体の構造を把握してアンサンブルするようになれば、飛躍的に良くなります。
34年ぶりの恵那での『歓喜の歌』はまだまだこれから、まだまだ良くなります。
愛知県稲沢市の
名古屋文理大学文化フォーラムでは「
稲沢第九2017」と「
音楽三昧〜印象主義編」に関わらせて頂きましたが、今年3月10日(日)に開催される「
音楽三昧〜アメリカ編」の大ホール企画「Enjoy New York!」で編曲と指揮をさせて頂きます。
1月中に合唱指導に2回伺いましたが、びっくりするほど上手くなって、本番がいっそう楽しみになりました。編曲も上々の仕上がり。楽しい公演になること、間違いなし! たった1,000円で名古屋文理大学文化フォーラムで開催される全てのイベントをお楽しみ頂けます。是非ご来場下さい。