先月は台風が2つも日本列島を襲い、大きな被害をもたらしました。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けられた方々のお見舞いを申し上げます。
10月前半のダイジェスト。
7日(日)と8日(月・祝)は2夜連続で、4月から指導陣の一員を務めている
合唱団 LA FENICEの練習。
LA FENICEは来年7月にJ.S.バッハの『ヨハネ受難曲』による演奏会を予定しています。その本番を関西を代表する合唱指揮者、本山秀毅さんが指揮して下さることになり、士気が高まっています。7日は僕が指導させて頂いて、8日に本山先生を迎えました。まだまだ先生の求めに応じることはできていませんが、バッハの偉大な音楽に近づいているという手応えを感じました。
バッハは難しい。しかし、理論で説明できない音は書かれていません。僕はその一つ一つを紐といていくような指導をして、本山先生の求めに応えていきたいと思います。
LA FENICEの練習が
「さろん・こんさーと・せき」の練習と本番に重なり、大阪を行ったり来たりして、かなり疲れましたが、音楽的で濃密な時間を過ごすことができ、精神的には充実しました。
10日(水)は
住之江第九合唱団 in OSAKAの練習。こちらも4月から指導をさせて頂いております。
住之江第九合唱団と僕との初めての本番を20日(土)に控え、最後の練習。この半年間でグッと上手くなりましたし、合唱への向かい方も変わってきたように思います。その成果が披露されると確信しています。
13日(土)は今年の
大阪交響楽団「感動の第九」の初練習。例年よりも少し早い開始となりました。なかなか良い感じ。これからが楽しみ!
本番指揮者はシズオ・Z・クワハラさん。初めてご一緒する指揮者。どんな『第九』を展開されるか、ワクワクしています!
14日(日)は奈良県桜井市で「
まほろば国際音楽祭」の特別合唱団の練習。僕の3回目の指導となりました。
この日は本番会場となる
桜井市民会館大ホールで練習させて頂きました。反響板も組んで下さって、本番に近い状態で練習できたことはありがたかったです。
僕が指揮させて頂く源田俊一郎編曲の唱歌メドレー『ふるさとの四季』は上々の仕上がり。主催者、一般社団法人まほろば芸術ラボの理事長で、当日はG.フォーレの『レクイエム』のソプラノ・ソロを務められる山本昌代さんからは「美しい」というお言葉を頂戴しました。合唱の皆さんの表情にもそれぞれの唱歌の情景が浮かび、歌詞(特に子音)が会場の隅々まで行き渡ったら、言うことなし!
一方、わが朋友シュテファン・モアが指揮するG.フォーレの『レクイエム』はまだまだ。響きで歌うこと、そして響きの多彩さを表現すること。これにこだわっていかなければ、フォーレの美しい音楽は現れません。ただ、フォーレの『レクイエム』にはシュテファン率いる合唱団の50名が加わるので、特別合唱団の方々には響きで歌うということを体現して頂けるのではないか。それで、かなり変化すると思います。もう一つの救いは僕が注意すると、かなり良くなること。特にアルトとバスは極上の響きを出し、驚かされました。僕の指導は最後となりましたが、残り1回の練習で是非高めて下さい。
僕がこちらの出演依頼を頂戴したのは1年以上前でしょうか。僕の指導日を決めたのが昨年末。その時はまだまだ先だと思っていたら、本番がもう3週間後。早い!名残惜しい!もっと皆さんとこの楽しい時間を過ごしたい!しかし、素晴らしいパフォーマンスができつつあるので、お客様にお届けできる本番を楽しみにして迎えたいと思います。
これだけ大きな催し、色々な人々が関わる催しですから、色々な困難があったことでしょう。それを乗り越えて、3週間後に本番を迎えます。素晴らしい音楽祭になると確信しています。是非「まほろば国際音楽祭」にお越し下さい。
今夜は明日
第23回公演の本番を迎えるCoCoRoniココロニの本番前の最後の練習。新生CoCoRoniココロニとして迎える3回目の本公演。厳しい練習を重ね、仕上がりは上々。ご来場の皆様、ご期待下さい。当日券が発売されます。お時間がございましたら、是非ご来場下さい。
さて、明日はCoCoRoniココロニのCD第二弾が発売されます。是非お求め下さい!