2018年4月も半ばに差し掛かりました。暑くなったかと思えば、肌寒くなったりと気候が安定しませんね。十分ご自愛下さい。
4月に入り、指揮・指導の仕事も多くなってきました。準備、勉強、譜読みをしつつ、作曲も進めています。仕事漬けの日々。しかし、エネルギーに満ち満ちています!
さて、現在作曲しているのはピアノ伴奏による1幕もののオペラ。オペラと言っていいのかな?台本がかなり風変わりで、その世界をどう音にしようか、かなり悩みましたが、筆が進みはじめました。方向性としてはわかりやすくて、ヘンテコリンな曲。僕のこれまでとは違うテイストの作品になりそうで、楽しみ。
僕がほぼ創立以来指揮者として関わらせて頂いている混声合唱団 スコラ カントールム ナゴヤの「創立20周年記念第9回定期演奏会」の本番が1ヶ月後となりました。このブログでご案内した通り、ずっと務めていた常任指揮者を退任します。まさにスコラと僕の20年の集大成となるこの演奏会を成功させるべく、先週末は合宿を行いました。2日間で8時間30分の練習!もちろん途中で休憩を取りましたが、今までにないほどみっちりと練習しました。厳しいことも言いましたが、かなり前進しました。
20日(金)にはソリストを迎えて練習します。今回も素晴らしい声楽家にご出演頂き、本当にうれしく思います。楽しみです。
3月25日から始まった河内長野ラブリーホール合唱団の練習に4週連続で伺いました。取り上げるのは大バッハの大曲『ロ短調ミサ曲』。予想通り、手こずっています(笑)。和声法や対位法の説明など団員のほとんどの方がちんぷんかんぷんでしょう(笑)。でも、バッハの作品を理解し、楽譜に書いてある音符を音にするには必要なことなのです。なぜその音がかかれているのかがわかれば、音取りも楽になるはず。
合唱の音作りには四苦八苦していますが、久しぶりにバッハの音楽に接し、改めてバッハの偉大さと調性音楽の素晴らしさ、美しさを感じています。
バッハをはじめ、来年の夏までドイツあるいはオーストリアの作曲家の作品にたくさん取り組めます。前世ドイツ人の中村貴志の本領発揮です!(笑)