徒然の更新を怠ってしまいました。
はや3月。一昨日、昨日は寒かったですが、日が長くなり、僕の大好きな沈丁花も咲き始め、春が近づいてます。
現在は落ち着いた日々を過ごしています。そんな中、作曲のアイデアを練ったり、自作を含めた編曲を進めたり、今後指揮する作品を勉強したりしています。今年こそ切羽詰まる状況に陥らないようにしたいと思います(笑)。
1月22日に「
第50回記念定期演奏会」で大きな感動を巻き起こした
名古屋大学グリーンハーモニーは2月から個人ヴォイス・トレーニングを開始し、次に向けて動き出しました。それぞれ課題やその大きさは違いますが、頭で捉え、思考する能力が高い分、飲み込みが早く、今後の進歩が楽しみ。
来年度のスタッフを中心に現役生たちは新歓の企画や夏の行事、次回の定期演奏会に向けて積極的に動いている様子。夏の行事は
名古屋大学吹奏楽団とのジョイント・コンサート。こちらには合同ステージの指導者として関わります。定期演奏会では客演指揮者として学生たちとともにステージに上がります。僕が指揮する曲も決まり、もうすでにテンションが上がっています。
今年11月に「第14回演奏会」を開催する
女声合唱団コール・AIはそこで演奏する曲が全部決まり、どんどん練習を進めています。日本の秋と冬の小品、相澤直人作曲の女声合唱アルバム『くじけな』、B.チルコットの『ジャズ・ミサ"A Little Jazz Mass"』、なかむらたかし編曲によるミュージカルの名曲選と盛りだくさん! もちろん今年も「愛知県合唱祭」と「おかあさんコーラス大会」に出場します。
発声は本当に良くなったと実感しています。声自体が若くなりましたし、倍音も多くなった。現在は合唱する能力を上げることに重点を置いています。簡単に言えば、良い声でハモらせることですが、そのためにはハーモニーの構造や楽曲の構造を理解するソルフェージュ能力も必要。コール・AIの団員たちには鈍りゆく心身との戦い(笑)。
混声合唱団 スコラ カントールム ナゴヤはいよいよ4月に創立20周年を迎えます。創立してから3ヶ月後に僕は副指揮者として関わり始めました。僕はその時大学4年生。それから20年、同じ団体にずっと関わらせて頂けるのはすごいこと。感慨深いです。
創立20周年記念定期演奏会の開催は来年になりますが、それに向けて練習を重ねています。曲目は信長貴富の『ヴィヴァルディが見た日本の四季』(日本の名歌とヴィヴァルディの名曲『四季』を組み合わせた面白い作品)、A.ヴィヴァルディの『グローリア"Gloria"』RV589、そして僕の合唱曲。おそらく50分近くにおよぶカンタータで、現在テキストを選定中。スコラにとっても僕にとっても集大成となるような演奏会にしたい。
女声合唱団カリスは
昨年に引き続き、
法得寺のコンサートに出演させて頂けることになりました。少人数ゆえに、なかなか自分たちの発表の場を作ることができなかったカリスにとって本当にありがたい機会。今年も色々なジャンルの歌を取り上げて盛り上げたいと思います。
合唱団 ルークス スペイは最近またレベルが上がったと感じています。練習している曲が「
第1回演奏会」で取り組んだW.A.モーツァルトの『レクイエム』KV626ということでもあるでしょうね。でも、その時よりも確実にレベルの高い練習をしています(相変わらず中村流の「けなしぼめ」が炸裂していますが)。今年は9月にドイツのベルヒテスガーデンとオーストリアのザルツブルクで、わが友
シュテファン・モアが指揮者を務める合唱団とともに、この名曲を演奏できることを非常にうれしく思います。この演奏旅行に参加したい人を大募集中。お問い合わせ下さい。
かがり女性コーラス
はかがりホールで5月14日(日)に開催される「第13回わかばコンサート」に向けて練習を重ねています。実直に、着実に、というのがかがり女性コーラスの特長。かがり女性コーラスにとって挑戦となった曲も少しずつ形になってきました。残り2ヶ月で丁寧に仕上げていきたい。
さて、僕が関西で最もお世話になっている
大阪交響楽団は9月21日(木)に開催する「第212回定期演奏会」でG.ヴェルディの大作『レクイエム』を取り上げます。
関西二期会合唱団と大阪響ヴェルレク特別合唱団が合唱を務め、僕が合唱指揮をさせて頂くことになりました。
1月6日に開催された同団の
第27回いずみホール定期演奏会「ニューイヤー・オペラ・ガラ・コンサート」ではオーディションを実施して、堺シティオペラ記念合唱団を組織しました。レベルのみならず、士気の高い方々が集まり、人数が少ないながらも音楽的にもレベルが高く、声量も十分な合唱が出来上がり、良い結果を残しました。
第212回定期のヴェルディの『レクイエム』の合唱もオーディションで人選することになり、2月28日と3月5日にオーディションを実施しました。お陰様で各パートとも定員以上の応募がありました。受験して下さった皆様に心から御礼申し上げます。残念ながら、男声パートの合格者は定員に満ちませんでした。後日追加オーディションを開催する予定です。「われこそは!」という方、是非ご応募下さい。
私事で恐縮ですが、2月21日に中村家の次女が1歳を迎えました。お陰様でこれまで大きな病気やけがをすることなく、順調に育ってきました。最近は自分の意思表示がはっきりしてきて、もうそろそろ歩きだしそうです。今後も健やかに無事に成長することを願います。