僕が指揮者を務める合唱団 ルークス スペイが今年もがん患者支援のチャリティーイベント、
リレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋のキャンドルランに参加しました。

これは5日(土)の20時30分から6日(日)の8時30分までの12時間、各参加団体がタスキをつないで、がん患者を励ましつつ、参加費と走った距離に応じて換算される金額によってチャリティーを行うというもの。ルークス スペイも僕もこのイベントに参加するのは今回で3回目。
僕は「深夜の部」に駆けつけました。

今回も僕は30分×4本で2時間走ることを目標に立てましたが、今回は走り込みが全くできずに当日を迎えました。というか、前回のリレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋以来走ってないと思う…。それでも、2本目までは快調に走れました。しかし、3本目で足が重くなって走りが鈍り、4本目は完全にウォーキングとなってしまいました。まぁ、全く運動してない割には上々です(笑)。

僕の周囲にはこの1年でがんを患った方が何人かいらっしゃいます。そして、家族の中にも。それゆえ、今回はがんと向き合うということ、がん治療のこと、生きるということをより考えさせられました。なぜ走るのか? それはそういった考えや思いをより強く心身に刻み込むためではないか、と僕は思ってます。
今回もルークス スペイを結成するきっかけを作って下さった
朝日放送のアナウンサー三代澤康司さんにお会いでき、色々お話しさせて頂きました。なんと、ルークス スペイ 第2回演奏会にご賛助下さったとか!
ありがとうございました!
また、懐かしの方々が走りにいらっしゃって、うれしい再会を果たすことができました。
僕と入れ違いでルークス スペイの団員が多数駆けつけて応援してくれたことをうれしく思います。
色々な方々とのご縁、色々な方々の支援によって合唱団 ルークス スペイは成り立っていると実感しました。
次は10月4日(日)の第2回演奏会で熱く素晴らしい演奏を繰り広げて、がんの先端医療の支援に少しでも多く貢献したい。その思いをいっそう強くしました。
3年連続でリレー・フォー・ライフ・ジャパン芦屋のキャンドルランに参加しましたが、3連続で土曜日の夜は河内長野ラブリーホール合唱団の指導、日付が変わった頃、キャンドルランの会場である芦屋市立川西運動場に到着して走り、始発で帰って大阪の住み処で少し寝てから、日曜日の仕事に行くというスケジュールでした。
その中で今年がいちばんキツかった。13時30分から16時30分まで滋賀県大津市で
浅井文化ホールオペラ事業『オテロ』の合唱の音楽稽古、その後は大阪に戻って18時から21時までキャストの音楽稽古。40歳の身体にはこたえました(笑)。

しかし、この『オテロ』は充実しています!
合唱は地元長浜の市民たちの頑張りがすごく、音楽も高水準。これから暗譜して立ちが付いて演技をしなければなりませんが、きっと幾多の困難を乗り越えて、素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれるでしょう!
キャストはまだまだこれからという人はいますが、主役のオテロ、主役級のデズデモナとヤーゴが素晴らしく、良い形で音楽を引っ張ってくれるのではないでしょうか。ヨーロッパ各地の歌劇場で1200もの公演に出演した千代崎元昭さんが本当に素晴らしい!音楽やイタリア語の歌い方だけではなく、音楽家のあり方、音楽家としての心構え、音楽への向かい方、舞台への取り組み方など本当に勉強になります。今回この公演に指揮者として呼んで下さったことをうれしく思います。僕自身をさらに高める機会にしたい!
昨日は合唱団 ルークス スペイの練習。キャンドルランに参加された皆さん、連日本当にお疲れ様でした。お疲れだったことでしょう。筋肉痛だったことでしょう。僕も足が痛かった(笑)。
しかし、音楽がグンッと良くなった! 皆さんの歌声が僕の疲れた心身を活性化し、元気にしてくれました。この調子で突っ走って、10月4日(日)の
「第2回演奏会」を成功させましょう!
今日は
浅井文化ホールオペラ事業『オテロ』のサウンド作りを行いました。今回はピアノと電子オルガンという編成。僕はこの組み合わせやったことがないので、一体どうなるのかわからない。一度打ち合わせようということで、ピアノの西尾麻貴さん、電子オルガンの八木千尋さん、僕の3人で集まって、レッスン室にこもって試行錯誤しながらサウンドを作っていきました。
実質5時間ほどかけましたが、進んだのは4幕のうち第1幕の途中まで。この作業は大変だ! 電子オルガンの可能性を探りながら進めているせいもありますが、ヴェルディの音楽を損なわないように再現したいので、深く考えてしまってなかなか進まなかった。しかし、今日やってみて方向性がつかめたので、もう少し早く進められるでしょう。
台風18号が接近中です。近畿、東海地方は大荒れの天気になる模様。皆さん、お気を付け下さい。