中村貴志、2月の山場を迎えようとしています。16日(日)には「混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤ ホームコンサート」(指揮)、23日(日)には「河内長野ラブリーホール合唱団演奏会」(合唱指揮+2年ぶりの独唱)と続きます。これだけなら、まぁ、そんなに大変ではないんですが、これに他の練習が組まれておりまして、スケジュールが結構詰まっています。作曲(オーケストラの楽器紹介の『メドレー』)も本腰を入れなければなりません。健康第一で乗り切ります。
今日は名古屋から大阪府河内長野市に移動して、河内長野マイタウンオペラ・小ホールフレッシュシリーズ『コジ・ファン・トゥッテ』の音楽稽古。両日のキャストともあったので、僕は14時から17時までと18時から21時までの長丁場(ピアニストは交代)。
ここにきて、「君たち、本当にできるの?」と心配した初日組(ドン・アルフォンソ役を除く)がどんどん良くなっています。ここまでできれば、一安心。立ち稽古(演技を付けていく過程)に入ったら、崩れるでしょうが(笑)。まぁ、そんなものです。しかし、一度作り上げたものを忘れなければ、必ず戻ることができます。『コジ』の音楽をわがものとすることが先決。
2日組はそれぞれに技量があり、粒揃い、全体的に安定しています。表現の幅が広がると良い。場面によって声色がもっともっと変わってほしい。それがオペラというドラマを生み出すのです。