公私ともにこの上なく慌ただしく、てんてこ舞い。
公(仕事)のほうはなんと言っても編曲。スケジュール的にきつい。尻に火が点いたどころか、半分焼けた状態。ただ、最近尻の皮が厚くなったせいで熱さをあまり感じず、ここまできてしまいました(笑)。というのは冗談ですが、アイデアを練って編曲しているのに加えて、色々重なって思うように進まないのが実状。7月5日の南こうせつさんのは来週中に仕上げなければならん!
指揮者、合唱指揮者としての勉強もあります。
アンサンブル コスモリバティの演奏会の本番が迫り、楽譜を読み込んでいます。
プレス発表されているので、多分書いてもいいと思います。シンセサイザーの作曲で一躍世界的に有名になられた作曲家、冨田勲さんが昨年80歳にして、宮沢賢治を題材にした大作『イーハトーヴ交響曲』を作曲されました。冨田さんの年齢もさることながら、ソリストをヴァーチャル・シンガーの初音ミクが務めたことで大きな話題になりました。その名古屋初演の合唱を僕が担当することになったのですが、大曲かつ大事業なのに、依頼を頂いたのは先月の中頃! その準備にバタバタしています。
同じく5月中頃に、今月末日の本番の指揮を依頼され、無理やりねじ込みました(ご一緒したい団体でしたので)。こちらの準備もしていかなければなりません。
その他、秋以降の本番の内容を詰めたり、勉強したり…。
私のほうは、このブログでは初めて書きますが、新居を新築することにし、その準備で慌ただしいのです。建て売りやマンションを購入するのなら、ローンの心配だけすればいいのですが、土地を購入して、注文住宅を建てるとなると、いっさいがっさい自分たちが動かなければなりません。ありがたいことに、土地はすぐ見つかったのですが、何せ土地を買ったり、家作りに携わったりするのは初体験なので、わからないことだらけ。関係者の方々に助けて頂いて、何とか進めています。家を建てられた方々を尊敬します!
家を建てると決めてから、目に入る家々を注目するようになりました(不審者に間違われないか心配)。ほとんどの人にとって一世一代の買い物ですから、思いが詰まっているんだろうなぁと思います。
「家は3回建てると、満足いくものができる」とよく耳にします。宝くじで1等賞を獲るか、僕の曲がヒットするかしない限り、絶対無理だ! ただ、そうなったとしても、3回建て直すと、その間の仮住まいが面倒臭いし、3軒建てても、その管理が面倒臭い。田舎に作曲小屋というのに憧れますが(笑)。
すっごく慌ただしいですが、それでも良いタイミングだと思います。来年だったら、間違いなく仕事で身動きが取れなかったでしょう。これは今年家作りを頑張って、来年からはローンの返済を頑張れよという運命の啓示。主催者の皆様、出演料・作編曲料を弾んで下さいよ!(笑)
移動中の車中にて。