23日(水)から名古屋に滞在しています。理由は名古屋大学グリーンハーモニーのOVや学生たちと酒を飲むために(笑)今年4月に就職する人たちがいます。その前に一度飲もうということになりました。改めて、就職おめでとう! グリーンハーモニーで経験したことを生かしてほしい。自分の音楽を作り上げたように、ひとつでもいいから、その道で自分の何かを成し遂げてほしいと思います。あとはどんな形でも良いから、合唱を続けてほしいな。
この夜、中村はかなり酔っ払いましたが、無事帰宅(笑)。
翌日は日帰りで京都府精華町へ。オペラ合唱の稽古を
1月15日からしてきました。その本番(応募によって当選した方しか入場できません)がいよいよ目前。この日、合唱だけの稽古の最後を迎えました。
この企画を考えたのは約1年前。思い出の地、精華町でまたオペラをしたい、オペラで盛り上げたいという思いがありました。その最初としてこの市民公募のオペラ合唱団を組織しました。今回応募して下さった皆さんにお会いするまではどうなるかわかりませんでしたが、いざ最初の稽古をしてみると、「これは面白いものができる!」と確信しました。そして、面白いものが出来上がりつつあります。26日のソリストが入った稽古になれば、もっと盛り上がるでしょう。それで27日に本番。これで終わりか…。さみしいな…。でも、本番は迎えないといけない。大いに楽しみましょうね!
稽古終了後に合唱団の皆さんから寄せ書きの色紙を頂きました。しかも似顔絵付き。結構リアルな似顔絵だな〜(笑)。うれしい! 皆さんと一緒に過ごした時間とともにすごく良い思い出になります。でも、僕はこれで終わらせようとは思っていません。27日に本番を成功させて、その後も是非継続的に皆さんと一緒に音楽したい。実はもう次の機会は設けられているのです。一緒にやりましょうよ!
皆さんが寄せてくれたメッセージを読みながら、帰途に就きました。
今日は金曜日ということで、夜は
混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤの定期練習。練習曲はW.A.モーツァルトの『レクイエム』(通称『モツレク』)。もうそろそろその譜読みが終わろうとしています。これは僕の生き方に大きな影響を与えたアメリカ同時多発テロからちょうど10年の日、今年9月11日に際して行う「レクイエム・コンサート」で演奏されます。そのちょうど半年前に東日本大震災が起きました。未曾有の大災害で、世界に大きな衝撃を与えました。この『モツレク』の練習中、9.11の地獄絵図と東日本大震災の地獄絵図とレクイエムで描かれている地獄が合いまって、僕の中に感情の大きなうねりを巻き起こします。えも言われない感情のうねり。でも、これを音楽として昇華させなければならない。それこそが今を生きている音楽家の使命。
久しぶりに落ち着いて名古屋に滞在しました。色々と事務仕事ができました。やっと
1月31日のラジオの公開収録の記事を更新しました。髪の毛も切りました。
明日からまた大阪滞在。いよいよ精華町での本番を迎えます。楽しみ!