昨日は台風が近づく中、午前中に名古屋から大阪へ移動。昼前に大阪に着くと、晴れ間が見え、穏やかな天候。それからすぐに神戸へ移動。神戸は風が強く、台風が接近しているのを感じました。
大阪交響楽団第212回定期演奏会でG.ヴェルディの『レクイエム』を指揮されるマエストロ、ダニエーレ・アジマン氏が台風よりも一足早く、関西国際空港に到着。14時から17時30分まで合唱を指導されました。僕は合唱指揮者として立ち会わせて頂きました。
昨日初めて4月から練習を重ねた大阪響"ヴぇルレク"特別合唱団と関西二期会合唱団が合流。イタリア人を思わせるカンタービレと情熱、テンションの高さでガーーッ!と練習を進め、しかし、細部をおろそかにせず、音楽を追求されました。僕が音楽の骨格を作ることに重点を置いて指導した合唱は、みるみる肉付けされて、さらに充実しました。
明日も2時間だけですが、マエストロの合唱練習があります。さらに精度が上がるでしょう。楽しみ!

Photo by 大阪交響楽団
『ヴぇルレク』の練習の後は急いで大阪府河内長野市へ移動。風はさらに強くなっていましたが、電車は減らされることなく、ダイヤ通りに動いていて助かりました。
1時間遅れで河内長野ラブリーホール合唱団を指導しました。ヴェルディの『レクイエム』とは性格が全く正反対のG.フォーレの『レクイエム』をじっくり練習しました。『フォーレク』は癒されますね。この癒しの音色をどこまでこだわれるかが鍵。
河内長野に着いた時は風が強くなかったのに、練習後ラブリーホールを出たら、かなり風が強い。電車は動いているか!?ありがたいことに、僕が乗った路線は動いていて、無事に大阪の家まで帰宅できました。