2008年12月3日(水)無事終了
ミューズ音楽館ミューズサロン
(JR中央線および名鉄瀬戸線「大曽根」駅より徒歩7分、
地下鉄名城線大曽根駅3番出口または地下西駅前広場E6出口より徒歩5分、
名鉄瀬戸線「森下」駅より徒歩2分)
主催・お問い合わせ ミューズ音楽館052−910−6700
テノール:中村貴志
ギター:
大矢修三
J.ダウランド 今こそ別れねばならない(Now, o now I needs must part)
J.ダウランド 流れよ、わが涙 (Flow my tears)
J.ダウランド 戻っておいで、甘い愛が招く(Come again)
G.レイク EL&P『展覧会の絵』より、賢人
M.ジュリアーニ 『6つの歌曲Op.89』より、『別れ』『別れ』『運命に』
H.ヴィラ=ロボス 『5つの前奏曲』より
H.ヴィラ=ロボス 『ブラジル風バッハ第5番』よりアリア
山田耕筰 この道
吉田千秋 琵琶湖周航の歌
小田和正 言葉にできない
アンコール
いずみたく 見上げてごらん夜の星を
僕の「仲間」「同志」であるギタリストの
大矢修三さんとの久しぶりのデュオ・コンサート(2人だけのコンサート)。また、名古屋のギター界に新風を吹き込んでいる
ミューズ音楽館のミューズサロンで初めて演奏させて頂くということで、楽しみにしていました。「大矢&中村」のデュオならではのプログラムで臨みました。17世紀から現在までの歌、しかもクラシックからロック、Jポップまで、お国はイギリスからオーストリア、ブラジル、日本と幅広く歌うことができ、非常に楽しかったです。でも、このコンサートをやらせて頂いて感じたのは、時代や国が変わっても「人間」としての根本は同じで、普遍であるということ。どの時代も、どの国も、歌を欲し、歌を歌うということ。歌って良いものですね。改めて、歌の良さ、素晴らしさを感じました。
さて今回、幅広い時代の作品を取り上げたのですが、そのために大矢さんはとても大変でした。19世紀ギターと現代のギターを使い分け、ダウランドではリュート調弦。19世紀ギターは僕のわがままで使ってもらいました。大矢さん、本当にお疲れ様でした。これからも歌とギターの可能性を追求していきましょう!