日本列島は昨日からゴールデンウイークに突入。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
僕は仕事仕事のオンパレード…というほどでもなく、指揮者・指導者としての仕事は多くありません。ただし、編曲をしなければならない。最近は雑用が重なって思うように編曲できずにいます。歌と弦楽合奏の編曲は半分は仕上がっていないといけないのですが、現状は…。
昨日、今日と河内長野ラブリーホール合唱団の練習がありました。今日は練習時間が14時から16時までと思っていたら、なんと13時から17時まで! 1時間も遅刻してしまいました! 本当に申し訳ありませんでした! きちんと確認しないといけませんね。
それにしても、日曜日の午後は4時間も練習するなんてすごいですね! 皆さんが僕の予想以上に音が取れるのも手伝って(笑)、かなり進みました。シューベルトの『ミサ曲第6番』から練習していますが、音取りは"Gloria"まで終了、終結部のフーガ以外には歌詞が付きました。
僕はこのミサ曲の魅力にはまりました。シューベルトの最晩年の作品で、彼の抒情性が究極のところまできています。一方で、構成力もしっかりして、展開が面白い。"Gloria"の終結部ではフーガを用いてすごいことをしています。19世紀に作られたフーガの最も素晴らしいもののひとつと言っていいでしょう。
この合唱団の最初は『第九』をするためでした。それが今や数々の大曲を取り上げる合唱団になりました。僕は素晴らしいと思います。『第九』は確かに素晴らしい作品です。しかし、素晴らしいのは『第九』だけではありません。僕としては他の作品にも接してほしいと思うのです。その点で僕の中で河内長野ラブリーホール合唱団はひとつの理想の在り方なのです。
夜は女声合唱団カリスの指導。久しぶりに全員揃いました(笑)。
前回からギュイ・ロパルツの『3声とオルガンのためのミサ曲』を練習しています。初めて取り組む作曲家で何も知りませんでした。大阪の某楽譜屋で片っ端から楽譜を見ていって、見つけました。音の絡み方が少しややこしいですが、フランス色の濃い曲で僕の好み。どのように仕上がっていくでしょうか?
今つつじがきれい。
