(2日午後から開会予定の衆院法務委は夕刻になってもなかなか開催されず/衆院議員面会所にて)
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与党が「野党案丸呑み」!? 一気に採決か?(↓以下、公開中)
6月1日朝、大手メディアは軒並み「政府与党『共謀罪』法案の今国会成立を断念、継続審議へ」(朝日新聞)などと報道。ところが一転、同日夜にはまたしても軒並み「
共謀罪法、民主党案受諾へ 与党一転、今国会成立も」(同)との驚愕すべき報道が。
民主党が衆議院法務委員会へ提出していた共謀罪修正案について与党(自民党・公明党)はそれまで「この修正案は共謀罪制定を求めた『国際組織犯罪防止条約』に違反する」と主張。一方の民主党側からも「私たちも修正案を出していますが、気持ちとしては、もう廃案にしなければいけない」(民主党・平岡秀夫議員:法務委員会所属)との発言が出るなど、両者の間に歩み寄りの余地はないものと見られていた。
それが突如として上記のごとき展開へと至った背景にはいったい何があったのか? 関係者の間に激震が走った2006年6月2日の動きを、インタビューを中心にまとめた。
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平岡秀夫氏(6月2日午前)
(撮影:清水直子氏、編集:寺澤有氏)[3分28秒]
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海渡雄一氏(同)
上記の平岡氏を訪ねた海渡弁護士が、共謀罪法案採決に応じないよう要請。
(撮影&編集:三宅勝久氏)[1分44秒]
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6月2日、国会周辺の動き
(撮影:清水直子氏・西村仁美氏・三宅勝久氏、編集:三宅勝久氏と寺澤有氏)[2分13秒]
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野田敬生氏が国会前で警官に逆事情聴取
国会前で共謀罪反対運動を監視していた警視庁麹町署警備課警察官に対し、元公安調査庁職員の野田敬生(のだ・ひろなり)氏が事情を聴いた。
(撮影:三宅勝久氏、編集:三宅勝久氏・寺澤有氏)[1分19秒]
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平岡秀夫氏(6月2日夜)
結果的に「丸呑み」不発・採決回避となったその日の夜、平岡氏が改めてインタビューに応えた。
(撮影&編集:三宅勝久氏)[2分48秒]

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