土・日曜日に行われた令和3年度「皇后杯」「天皇杯」。
NHKによる中継を録画観戦しました。

「皇后杯」の注目は、吉祥寺道場にも来てくれている大会最軽量の角田選手。
電波には乗りませんでしたが、倍の体重がある相手に勝利しています。
優勝した田中選手と共に「全日本」の本質を体現してくれました。

「天皇杯」のほうは、やはり六角橋の育ちである羽賀選手の連覇を期待していました。
前年の優勝には、本当に興奮したものです。
今回は決勝で敗退したものの、特に準々決勝で放たれた内股などからは、まだまだバリバリの勝負師であることが伝わってきました。

また個人的に注目していたのは、2回戦で対戦した前田・加藤の両選手。
前田選手は、かつて吉祥寺道場に何度となく足を運んでくれた好漢。
高校・大学・社会人と、各カテゴリーでビッグタイトルを獲得してきました。

加藤選手のほうは、自分が実業団にいた頃の同門かつ対戦したこともある方のご子息であり、また学生時代に稽古させていただいた皇宮警察の所属ということで、一方的に親近感のある選手。
今回は加藤選手に軍配が挙がりましたが、どちらも今後さらに活躍するであろうことを期待しています。
地上波でしか観れていませんが、今回も熱戦続きの「全日本」両大会でした。
講道館での開催も、より風格を感じるようになりました。
これからも末長く楽しみにしていきます。

0