いつか来る その日まで

日曜日、駒沢から移動し午後からは吉祥寺で柔術入門クラス。
反復練習について投技は受け手が綺麗に投げられてあげるべきですが、こと寝技に関しては、ある程度の抵抗をシミュレーションすることが大切です。
一部の巷では「打ち込みで強くなる」信仰があるようにも感じますが、1人でやるものを含めて自己満足に陥りがちだと思います。


そしてスパーリングタイム。
我先にと積極的に相手を見つけて練習している傾向が吉祥寺の好成績につながっています。
かのトップ黒帯‘TT’高橋俊彦選手はスパーリング中、トランス状態となって休むことなく練習しています。
反復もよいのですが、やはりスパーリングこそが技術力・精神力・筋力・持久力と揃った一番の練習です。
そしてもちろん、最も楽しいことも間違いありません。

そんなことを考えた48歳の初日。
そして、ようやく1週間が終わりました。

日曜日朝は駒沢公園へ。
パラエストラ吉祥寺からJJFJ主催「ヒクソン杯」に単身出場した高橋俊彦選手の応援です。


かつて東洋の魔女が活躍した球技場は2020年に向けて改築されていました。
どこかリオデジャネイロ・ティジューカテニスクルービーに似た歴史的建造物でしたので、少し寂しく思いました。


とはいえ、やはり内部は快適。
盛大に行われた同大会、しっかりした運営も印象に残りました。


さてTTこと高橋選手。
強豪相手に7分まで互角も、ラスト3分からの猛攻の前に惨敗！
が、家庭・仕事とある中での練習・試合参加は、まさに社会体育を象徴する存在です。


午後からはヒクソン・グレイシー氏が来場の予定も、その前に会場をあとにしました。
公園内を歩いて駅へ、そして吉祥寺へと向かいます。