いつか来る その日まで

木曜日の吉祥寺柔術キッズクラスは、灰帯の陽太朗はじめ3名。
新しく始めた子供たちも、定着してくれそうです。


続く柔術レギュラークラス前半にもキッズカテゴリーのメンバーが参加しています。
三角絞めの攻守を練習しました。

キッズはどちらのクラスに出るのも自由なのが吉祥寺。
いずれはキッズ部門でも団体上位に食い込めるよう、チームを作っていきたいものです。


後半のスパーリング。
今回は主力メンバーが続々と登場しました。
高本道場長もいらして、「東日本」を控えた選手たちに胸を貸して下さいました。


ついに締め切られた「東日本」。
パラエストラ吉祥寺＆渋谷チーム、今年は充実したメンバー編成が出来ました。
あと約10日、選手の皆さんは追い込みの中にも体調にご注意下さい！

※16日金曜日は吉祥寺が高谷クラス、渋谷が横山父クラスとなります。

岡野好太郎十段の著作・復刻版を読了しました。
ここで言う「学生柔道」は、高専柔道と言い変えることも出来ます。

高専柔道が終焉を迎えてから10年ちょっとでの著作だけに、記録・回想録として後の「闘魂」などよりも、より学生たちの血涙が生々しく感じられます。
嘉納治五郎や西郷四郎との邂逅のくだりもドラマチックでした。
また時代を超えた指導論としても必読。

ただ読み進めていく中、ひとつの疑問が。
さん然と輝くはずの「木村政彦」の名がどこにも見当たりませんでした。
読み終え、あらためて巻末を見ると、初版は昭和29年12月・・
かのプロレス試合・力道山vs木村政彦が行われた、まさにその月。
最後の最後で、何かゾッとする読後感がありました。