金曜日、母校柔道部の大先輩の訃報に接しました。
あまり年上に好かれることのない自分にとって、牛島辰彦先輩は数少ない恩人ともいえる方でした。

昭和63年、日本武道館にて。
前列中央の牛島先輩は頻繁に道場に顔を出して稽古してくださり、なかなか好成績をあげる事のなかった母校柔道部の試合にも常に応援にいらしてくれました。
当時1年生、下っ端の自分は後列向かって右から2人目。
牛島先輩は昭和初期の名柔道家・牛島辰熊先生のご長男です。
辰熊先生は、かの木村政彦氏の師匠としても高名。
よく寒稽古の後などにご自宅に招いていただきましたが、当時ご健在だった辰熊先生の奥様から「あなたは木村さんみたいによく食べる」と、大変うれしいお言葉をいただいた思い出もあります。
来週の月曜日に、通夜に参列してきます。
告別式は火曜日。
柔道部関係の人で情報が入用でしたら、自分まで連絡下さい。
自分が付属高校柔道部に入部し初めてお会いしてから、ちょうど30年。
今回の訃報に接し、これからも牛島先輩が守ってきた場所への恩返しを続けていかねばならないと、改めて思いました。

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