
土曜日の昼は母校柔道部の3つ下、自分が4年生の時に入学してきた後輩と会食。
卒業後の進路も同じで寮でも一緒だったのですが、このたび21年務めた会社を退職したとの報告もあって、数年ぶりに顔を合わせました。
自分が4年生だった一年間は、母校のゼッケンを背負って心と体を燃やし切ったかのような熱い時間を過ごし、今でも忘れられないものです。
また、今年になって様々な世代の後輩たちと再会する機会が増え、嬉しく思います。

そして、渋谷柔術クラス。
先日の「全日本ノービス選手権」にて優勝した女子の大竹選手に青帯昇格をお伝えしました。
8月半ばくらいに、授与させていただきます。
日曜日の「コパブルテリア」にも渋谷から多くの選手が出場します。
横浜での開催ということもあって、ぜひ行きたかった大会ですが、残念ながら時間的に不可能。
出場選手たちの健闘・朗報に期待します。

さて、中井祐樹パラエストラ代表の対談本「本当の強さとは何か」を読了しました。
最近、格闘技的な「強さ」と人間として本質的な「強さ」とが必ずしも一致しない・・というより寧ろ相反する事例を散見していたので、実にタイムリーで興味深いタイトルでした。
もちろん内容も中井代表ならではの論旨で、その垣間見えたヒントに幾度も頷かされました。
また、やはり自分とはスケールの違いを感じたのは、中井代表が講道館でも指導してみたい・・という一節。
もちろん任にあらずと言えばそれまでですが、自分自身には全くなかった発想でした。
自分が現状、日ごろ自身の道場で熟成させた柔術を柔道選手へ紹介することは、ただ母校柔道部後輩へのそれしか考えられないことなのです。

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