
今回の金曜日吉祥寺キッズクラス、参加者は遥陽と季。
相変わらずマイペースな季に対して、遥陽は過去最高級の真面目モードでした(^^)
が、後半になると失速し、いつも通りの状態に(^^;)
そして自分は、グロッキーの遥陽を以前よくやったように抱っこしたところ、腰痛を悪化させてしまいました(@@)

渋谷に移動してのクラス。
前半は集まりが悪かったですが、スパーリングタイムまでには徐々に集ってくれました。

いつもですが練習後は、横山兄弟による熱心な技術研究が行われていました。
体を十分に動かしたあとで、さらに考える。
素晴しい習慣です。

吉祥寺に戻ると「考える人」吉岡が一人黙々と、深夜のイメージトレーニング。
論理的な性格(常にフィーリングで行動する自分とは正反対!)だけに、このような訓練が特に彼のテクニカルな原動力と成り得ているのでしょう。
個人差はあれど「考える」ということが、実力の向上に有益なことは間違いありません。
が、かつての日本柔道などでは、ファイターという人種的な特性もあってか「考えるより動け」あるいは「習うより慣れろ」といった習慣が根付いていたように思います。
現在の母校柔道部でも、練習終了後にトレーニングにいそしむ学生の姿はありますが、研究し考えているシーンはほとんど目にしません。
ところが「全日本学生柔道優勝大会」連覇を重ねている東海大学柔道部では、昨今おおいに「考える」ことが奨励されていると聞きます。
柔道の事例を述べましたがブラジリアン柔術道場では、多くの時間が研究に費やされています。
こういった良き習慣が、日本の柔道界をも少しずつ、それも最先端から動かしているように思います。
そう思うと、少なくとも国内においては間違いなく中井祐樹さんの思想の広がり、活動してきたことの影響力を感じずにはいられません。
自分自身も一町道場主という微力ながら、懸命に踏襲していかねばならぬと、改めて痛感した次第です。

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