
昨日の「八重の桜」は、吉田松陰の最後を描いたものでした。
若くして逝った松蔭、第四話にして姿を消してしまいましたが、自分にとっては幕末史上、特に思い入れの深い人物です。

学生時代は練習ばかりで、ろくに勉強をしなかった自分ですが、演習だけはなかなか真面目に取り組みました。
「日本政治思想史」という演習、四年次のテーマが「吉田松陰」でした。
松蔭の書簡集をはじめとして、「講孟余話」「留魂録」といった著作を読み解いていったものです。
また松蔭、後半は高杉晋作の生涯を描いた司馬遼太郎の名作「世に棲む日々」も、何度も読み返しました。
「至誠にして動かざるもの、未だこれあらざるなし」
松蔭の言葉で、最も好きなものです。
「八重の桜」、今後も楽しみにしています。
そして、いずれは「世に棲む日々」が映像化されることを願っています。

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