
実家前の公園です。
今回の帰省では、久しぶりに勉強机の引き出しなどをあさってみました。
タイムカプセルのごとく、色々なグッズが出てまいりました。

特に懐かしかったのがこちらの消しゴム。
これは31年前、横浜市立白幡小学校6年生のときに席が隣ですごく仲の良かった女子から、中学受験の前にもらったものです。
5年生になって初めて一緒のクラスになった彼女は、先生に叱られ机の上に正座させられたりと、何となく自分とは似たもの同士で、必然のように意気投合したのでした。
この消しゴムは、そんな男勝りだった彼女から「せいぜい頑張りな!」みたいな感じでぶっきらぼうに渡されたものでしたので、男の意地や照れなどもあり、そのときにはお礼を言えませんでした。
けっきょく受験のほうは無事合格、彼女とは別々の中学に進んだわけです。
その後2度ほど同窓会で顔を会わせたことがありましたが、自分が柔道選手としてただひたすら前を向き何かを掴もうとしており過去を振り返る余裕がなかったことと、実際に練習の疲れもあったこと、そして女らしく成長していた彼女の前では何故かまだ照れもあり、あまり話が出来ませんでした。
あのときは「高谷、昔より大人しくなって面白くない」と感じられていたかも知れません。
もう直接言う機会はないでしょうし伝わることすらもないでしょうが、今なら素直に言える「ありがと!」と、あの頃11歳の自分が抱いていた本当の想いについて、せめてこんな場所からで発信したくなってしまった平成24年・42歳のお盆休みなのでした(^^)

0