動物保護団体【ARCh】staff小梅のブログです。世界を旅する小梅です。

2009/5/16

魂の行き場  

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犬猫は好きです。
子供の頃から大小さまざまな犬と暮らしました。
会を手伝うようになって、更に色んなワンコと出会いました。

先日、また飼い主持込に遭遇した。
申告16歳。子供の頃に家にいたチビタンクにそっくりだった。
下半身は立たず、垂れ流し。素人の私でも死期が近いことを悟れる子。
リードを握る飼い主の手を舐めていた。無意識にだろうか?
痙攣が始まっている。
ふらつきよろめきながら、感覚で飼い主の手を舐めていた。

でもその犬と飼い主を繋ぐリードは外された。
移送用のゲージに入れられた瞬間、ゆっくりと体は崩れ落ちた。

喉の奥が痛くなる感覚になった。
職員さんも、「もう数日だろうに」と残念そうに呟いた。
せめて安楽死にでもしてあげて欲しかった。

安楽死。色々見解もあるだろうが、
我家は痛みに苦しむ17歳のSZロッキーを安楽死で送った経験がある。
父母兄姉夫と私、全員で送った。
送った日の夜、母は電気も点けない部屋でずっと亡骸を抱いていた。


処分…
楽に死ねる訳じゃない。
私が一番嫌なのは処分前の最終部屋の時間。
すぐに死ねる訳じゃない。
飼い主がきっと迎えに来てくれるだろうという期待と恐怖と絶望の時間。
それが日によっては3,4日もある。

朝の8時にセンターの処分室のスイッチは入る。

あの子…ようやく楽になれたんだ。



魂はどこへ向かうのだろう…
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