動物保護団体【ARCh】staff小梅のブログです。世界を旅する小梅です。

2008/5/16

ケダマ犬 ケダモノ人間  

先日、秋田犬の引取に行った際、私はある犬を見て絶句した。
千葉センターに通うようになって10ヶ月。
CATNAPのスタッフになって3年目。

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 一番酷い状態だと思ったワンコだった。

具合が悪く、うずくまり、(この子は数時間後は死んでしまうかも)と思う犬は何頭も見てきた。人馴れしてなく、譲渡対象になれず、(生きたい!ここから出して!)と言う犬達の叫びを懇願を胸が締め付けられる思いで見てきた。
それでも何も出来ない非力な私はせめて、引取決定になった犬のまず第一歩のセンターからの救出を手伝うことで、処分されてしまった犬達への供養をしているつもりだった。
ある日記で兄弟犬をレスキューしたことで(離れ離れになるなら、一緒に死なせてやれば良かったのに・・・)という書き込みがあった記事を読んだ。
その犬は私がセンターに行った時、窓越しに(出してよ!出してよ!生きたいよ!)と力強く訴えていた。
そんなセンターでの様子も知らずに・・・と悲しい思いになったものだ。


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犬種もわからない。きっと生まれてから一度もトリミングされていない。
被毛にはウジがわき、歩くことも儘ならない・・・
体はガリガリ この毛玉で覆われた体で排泄は出来るのか 
黒い物体にしか見えないこの子に私は今までどうやって生きてきたのかと不思議に思った。
ちょっと触っただけで痛さで悲鳴を上げる。抱き上げることもできない。
センターの獣医さんに(ここまでの子は・・・)と言わしめる状態だった。

大部屋に横たわるその子は窓越しの私の所にゆっくりと不自由な足取りで寄ってきた。

続く・・・
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