当然ここも真似してみました。
ストラップピン位置を変更
グレコRB改、レミーに倣って通常は4弦側ホーンの先端に付いているストラップピンをボディ裏(ネックのヒール部)に変更しました。
レミーは「ストラップが邪魔に感じる」と言う事でこの移設を行っていた訳ですが、楽器のバランスとしてはかなり使いにくい感じになりますね。
楽器から手をはなすとヘッドが下がってしまう「ヘッド落ち」が顕著になってしまうのです。
しかしこのスタイルで構えると、レミーのあのフォームが実に自然な構えだった事が判ります。
ピックアップフェンスの位置にちょうど右手が乗る形になり丁度良かったのだと言う事も判りました。
シグネイチャーモデル4004LKのピックアップの無い位置にフェンスを取り付けているのはこれが理由ですね。
なお、リッケンバッカー#4000系のピックアップフェンス、元々はPUの構成部品であるマグネットそのものでした。
いわゆるホースシューマグネットですね、中央に隙間が有るのですぐに判ります。
このタイプでは「無いと音が出なくなる部品」なので、邪魔だと言って外す事は出来ないのです。
この部品、後にハイゲインタイプのPUが採用されて不要な物になるのですが、フェンス/パームレストとして残った訳です。
今回のグレコRBにはこの部品は付いていません。
レミー風モデルとしてデッチ上げるにはちょっと画竜点睛を欠くかなぁ・・・と言う気がしますが、このパーツだけの入手はほぼ不可能かもなぁ・・・
かと言って付いている状態の中古を買って部品を取るなんて本末転倒ですし(笑)
アルミ板を上手く曲げて作っちゃうと言うのが最善手か?