合成=シンセサイズ/Synthesize です。
シンセサイザーは、様々な電気信号の波形を合成する事で楽音(実は雑音かも知れない)を作り出力すると言う物で、そのままでは楽器ではないと考えるのが適切だと思います。
それを楽器として使う為、音程/音価を操作する端末としてキーボード/鍵盤楽器の形態を取る事で楽器として認知されるようになったのだと思います。
事実、
冨田勲氏がMOOGのシンセを日本で初めて個人で輸入した際には税関で楽器として認めてもらえなかった(軍事用精密機器と疑われた!)と言う逸話もある位でした。
余談ついでに、この手の「電子音が出る鍵盤楽器」を全部ひっくるめて「シンセサイザー」と呼んでしまう一般人が多いのは、公共放送の某番組のせいだと思っています(笑)
もとい。
エレクトリックギター/ベースと言った電気弦楽器でシンセサイザーの音源を操作すると言うのは、結構色々問題が有って難しい部分が有りまして。
むしろ楽器から出力された信号をそれらしく加工してしまう方が簡単で、なおかつ使いやすいと言えると思います。
その「シンセ音を作り出す装置」の先駆けで、かつ代表格にあたるのがエレクトロハーモニクスのマイクロシンセサイザーです。