カメラ船をおおせつかった急造・船頭、船をイカダに縛り特等席で決勝戦を観戦です。
前からも見られてるし、当然後ろの観戦イカダからは決勝戦の模様は私たち越しにみていらっしゃるわけです。
( ̄□ ̄;)!! ハウッ これはトイレが出来ん!!(何の心配や・・・(笑))
船の上、当然、トイレはありません。
縛りつけているコワリにはトイレの囲いはないですから、トイレの際、囲いが欲しい場合(普通はみんな欲しい・・・)は
観戦用もしくは選手用のイカダに行かなければ希望はかなえられません。
そこへは、もちろん船で行かないといけません。
しかし、DVDの撮影をしているわけですから移動など出来るはずも無く・・・
トイレの際は、オープンスペースで開放感満喫の「公衆面前トイレ」(笑)
( ̄〜 ̄;)ウーン、勇気がいる・・・それに、カカリ釣りの競技が続く限り、伝承されるのは必死!
これぞ、メイク・レジェンド(笑)
伝説を残す勇気がない以上、万一、もよおす事があれば、コチラのカメラ船の上でも「2時間の熱い戦い」が始まる事は必死です(笑)
そんな、オバカな話とは関係なく決勝戦は始まりました。
JFT「王座」における事実上の優勝決定戦の再現です!
兼松さんが雪辱を果たすか、正木さんが再度、勝利をつかむのか・・・
見ているほうが感じている以上にたぶんお二人は、感じているはず・・
決勝戦も、しょっぱなから釣り合いです。選手はもちろんですが見ているほうも大変です。心臓に悪い・・・
昨日、マルキューの木村支店長からメールを頂戴したんですが、スコアラーをされていた支店長もおっしゃられてました。
「あの手に汗握るデットヒートはお二人には申し訳ございませんが、激戦を戦っている選手よりも後ろで見ていた私の方が疲れ果てました。」と・・・
決勝戦だけでなく、3位決定戦のKakuさんと前川さんの戦いも、一匹を争う戦い。
スコアボードを見ては
「また並んだ!」
「一歩リード」
「あっ、また並んだ!」
「あっちも並んだ!」
「こっちは一匹リード!」
「おっ、また並んだ!」
・・・・もういいですか?(笑)
の連続。
どうなる事かまったく予想が出来ません。
「9」対「9」で並んだあと、兼松さんが一匹リード。
しかしスコアボードの数字が、反映してません。
DVDに残る以上、スコアがきちんとなってないといけないということで私と、天野さんがゼスチャーでスコアラー(前述のマルキュー木村支店長と山本さん)に合図をしますが、お二人とも熱戦に集中されているため気づいてもらえません。
選手の方が集中している中、あまりオーバーな動きをしてもいけないと思いつつもゼスチャーを続けていると・・・
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
正木さんが気づいてくださった様子で、スコアラーに!
少し、口元には微笑が・・・間違いなく苦笑いではなかったかと・・・
申し訳ありませんm(__)m
潮は選手から見れば、右前方から左下に結構流れているようです。
コチラから見る限りでは、イカダ下に入り込み、ラインがフロートに当たり釣りづらそうに思われます。
しかし、そんな中ドンドン二人とも数を積み重ねて行きます。
朝一番の戦いとは違い、昨年の兼松選手と山口選手の時ほどではないにしても1時間で15〜20匹くらいのハイ・ペースになってきてます。
もちろん、名手の方々だからこその数字だとは思いますが。。。。
潮が流れているため、潮上の正木さんのラインは当然、潮下の兼松さんの方に流れます。
(私なら、間違いなくオマツリさせちゃうなぁ〜・・・っていうより、怖くて流せないだろうな(-。-) ボソッ)
しかし、さすが名手二人、一度くらいオマツリもあったように思いますが、回りの心配をよそに、巧みにお互い絡まないように流し込みながら、着実にチヌをしとめていきます。
まるで、F1ドライバーがコーナーをホイール・トゥ・ホイール、サイド・バイ・サイドで駆け抜けていくプロ同士だから安心して紙一重を戦える、そんな感じでした。
差は一向に開かず、前半戦を終了。
3位決定戦の方も同様です。
( ̄〜 ̄;)ウーン これは、本当に勝負の行方がわからない・・・
(続く・・・)