今日は取材釣行から戻られた兼松さんと結構長い時間、それも数回電話で話をしてました。
皆さんからの要望や質問・問題点・改善点・企画・・・話す話題に事欠きません^^
兼松さんの話を聞いていると「カカリ釣り」を想う気持ちに魂が感じられます。
まだまだ、進行途中なので発表は出来ないのですが、たぶん皆さんに喜んでもらえる企画が盛り沢山だと思います。
(んんん〜〜〜話したい(笑)
決まったものから順に、発表させていただきますのでお楽しみに!
さてそれでは、そろそろ飽きてきた方もいらっしゃるかも判りませんが私の話の続きです。
カカリ釣りを始めて2回目の釣行。
それも、何を思ったか相差釣りセンター。基本的にその頃、釣りに行くといっても大阪から美味しいものを食べて釣りもしてっていうのんびりした釣行です。どちらかというと釣りは、何かのついででしかありませんでした。
なのに、なぜ、相差だったのでしょう・・・今思うと何かに引き寄せられたのかもしれません。途中には「千賀」とかいろいろあったのに・・・
ま〜とにもかくにも、相差です。
そのときも、相も変わらず、渡船店に到着したのは、お昼の2時過ぎです。
(学習能力が無いアカン子ではありません、ただ単に何時から行かないといけないか、知らないだけです^^;)
「今から、いけますか?」
船頭さん「ん〜もう、あかんなぁ〜」
「(えぇぇ〜〜あかんのぉ〜、前の所は乗せて行ってくれたのに、何でや、このおっちゃん!?)」
でも船頭さん「今日、帰るんか?」
「いや、今日は相差で泊まります。」
船頭さん「明日は?」
「明日も釣りしようかと思ってきました」
「そしたら、明日朝6時前に来ぃな」「ヌカはあるからエサ屋さんに行って荒挽きサナギを買って、あとサシエも買ってこなアカンで」
さすがです、何も言う前に完全に素人と見抜かれてます。
船頭さん「良く、釣りするんか?」
「いや、ほぼ初めてで、何とか釣りたいなと思って」
船頭さん「まー教えたるから、明日おいでぇな」
翌朝、行きました。ワンちゃんがいっぱい居ます。恐そうな紀州犬だったと思います。
「おはようございます」
船頭さん「えさ、買うてきたか?」
「はい」
納屋の方に行ってヌカ(後日、判明)を持ってきてくれました。私も行こうとすると、ワンちゃんが威嚇してきます。
船頭さん「知らん人が納屋に近づくと、なっ」
何が「、なっ」なんでしょうか。
しかし、このワンちゃん、番犬としては完璧といっていいでしょう。犬好きな私ですがこの犬は、別です。目が恐い・・・本気の目です。
「釣れますかね〜」
船頭さん「ん〜釣れやんやろなぁ〜」
「(えぇぇ〜〜やっぱり釣れやんのぉ〜、何で、来いってゆぅたん〜、昨日教えたる、ゆぅたやんっ!教えたるって言うのは、釣らしたるってことやんっ)」
思い込みとは恐ろしいものです。
船頭さん「チヌはそんなに簡単には釣れやんよ。キスとかは釣れるやろ。まー簡単に教えたるから頑張りぃよ」
「(おぉぉ〜キスとかは釣れるんや)」
とにかく何でもいいから魚が釣れれば嬉しいと思っていた可愛い可愛い時期でした。
そこから、あの相差の名物船頭さんによる、初心者講座が始まりました。ほんとに親切に教えてくださいました。その後、3回続けて行ったくらいですから。
(「違う場所の話をしているんじゃ?」等と不思議に思う人もいると思いますが(笑)
そして、ここが、本格的な私のカカリ釣りへの入り口だったのです。
(続く・・・)